
例の、ラインでイヤな連絡があった
『アロワナ壺』の写真です。
先生が「見ないと説明できない失敗・・・」
って言ってた、アレです。
ど~なってるか判りますか?
下は釉が流れて、棚板にくっ付いています。
上の口の辺りも釉が熔けて、土灰釉の質感が出ています。
でも・・・、
真ん中は、まるで釉が弾かれたようになっています!!!
確かに、こんな写真をメールで送られたら混乱しますよね。
実は、コレ、
釉薬が熔けていないんです。
1230℃という高温で焼成しているのですが、
灰釉の場合、釉薬を厚く掛け過ぎると、
稀に、釉が熔けない事があるそうです。
確かに、この部分はコンプレッサーで結構厚く掛けました。
よ~く見ると、
焼けた釉薬にひび割れが入っているのが分かるでしょうか?
これは、熔けきっていない釉薬が剥離しているのです。
それにしても、こんな事ってあるんですね。
「実に面白い」って感じです。
(苦笑)
これはもう一度焼くと熔けるそうです。
でも、釉薬は流れるので、あとから削るのが大変ですけどね。
あと、土灰釉単味じゃなくて、別の釉を掛けると
こ~ゆ~事はないそうです。
釉薬が熔けない場合は、温度を上げたり、
熔け易い原料を入れればいいと言われますが、
別の釉薬を掛けるという事は
「熔け易い原料を入れる」のと同じ事だそうです。
灰釉の場合は、
釉薬の流れがギリギリで止まる頃合いを見極めるのが大切です。
とても難しい釉薬ではありますが、
土ものに彫りを施した場合は面白さがでていいかもしれません。
彫りを活かす為の釉薬を
頑張って探してみたいと思います~♪