
写真左は、
玉作りで作った『ヤマメ』のぐい呑み。
マット釉だけなので艶感はないけれど、カタチや雰囲気は好きです。
口元にヒビがあり、少し重いので作品としてはダメですが、
このカタチと雰囲気をイメージした、ぐい呑みを作りたいです。
写真右は、
ロクロでひいた『ヤマメ』のぐい呑み。
石灰透明釉だけだったので、少し光沢が強過ぎます。
でも、スクエアで少し開いた口は飲み易く、薄いので軽いです。
このカタチは「持ち易い」「飲み易い」と言われていますが、
まだ、固いと言うか、洗練されていない感じです。
今日、よく一緒に食事をするデザイン会社の社長のA木さんと、
仲のいいクライアントのK代さんに、
ふたつのぐい呑みを見せて、アドバイスをもらいました。
まず、大きさですが、
K代さんは「(左よりも)もう少し小さい方が持ちやすい」、
A木さんは「これ(左)くらいで丁度いい」と言っていました。
これは手の大きさもあるので、左の大きさを上限にして、
大きさを少し変えながら作りたいと思っています。
ぐい呑みは意外と小さめなものが好きな人も多いようです。
ちなみに、
右は、左より大きいのですが、左より持ち易いと言われました。
でも、もう一回り小さい方がいいと言われました。
次に、重さと薄さ。
二人とも「口は薄くて、軽い方がいい」と言っていました。
右は「軽くていいけど、もう少し小さい方がいい」そうです。
口を薄くするなら、少しだけ口元を広げた方がいいかな?
汲み出しのように、自然に伸びているだけでもいいかも?
口元のバランスは、もう一度調整してみます。
ちなみに、口が厚いぐい呑みは『どぶろく系』のお酒がいいと思います。
カタチに関しては、
A木さんは、どちらかと言えば左の丸みのある方が好き。
K代さんはスクエアなカタチが好き・・・
と言うか、
K代さんは「丸いのもいいけど、ちょっと持ちにくい」って言ってました。
持ち易さは、口元をやや広げる事で多少改善されると思いますけど・・・。
丸みのあるカタチって、その人の手にスッポリ収まるような、
丁度いい大きさじゃないと好かれない傾向にあるような気がします。
もしかすると、真っ直ぐ立ち上がったスクエアなカタチの方が
誰にでも持ちやすいカタチなのかもしれません。
ま、その方がステンシルもやり易くていいですけどね。
(笑)
でも、「どちらも悪くない」って言われたので、
ぐい呑みは、この2方向のカタチで行きたいと思っています~♪
昼休み終了間際、二人に二つのぐい呑みの感想を聞いたら、
「やっぱり、右みたいにロクロでひいた方がいいと思う。
左は・・・、なんか・・・、
有名な作家が作った雰囲気を狙った感じが滲み出ててイヤラシイよね~♪」
なんて言われました~♪(苦笑)
ちなみに、施釉は
マット釉の薄掛けに、石灰透明釉をコンプレッサーで吹きかける感じです。
左のぐい呑みに、石灰透明釉を軽く吹き付けた感じで行きます!!!
ぐい呑みというか、器作りって、
使う人のライフスタイルをイメージしながら作った方が楽しいかもしれません。
勿論、そこには私の世界観があっての話ですが、
そのイメージが、
私の器を使ってくれる人への『提案』になってくれると嬉しいです~♪
20130514