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『サザエ文ドーム型陶筥』が焼き上がりました。

割れはなかったのですが・・・、変形しました。

(泣)

蓋を波形にしたのですが、凹部分は4ヵ所合わさっているのに、

凸部分が4ヵ所とも外に開いて、飛び出しているのです。

(画像参照)

これには先生もビックリ!!!

「なんでこんなカタチに変形するんだろうね???」

私としては蓋の重さが重かったから?と思いましたが、

先生には「それは関係ないかも」と言われました。

いろいろ原因を検証した結果、内側に施釉した『土灰透明釉』が

原因ではないか?という結論に達しました。

『土灰透明釉』などの灰を使った融け易い釉薬は、

平皿など、底が平らな器に施釉した場合、

底が盛り上がるように変形する現象が起こるそうです。

この陶筥も、内側の底が盛り上がっていました。

その為、陶筥の凸部分が外に開いてしまった可能性が高いです。

この場合、内側に『石灰透明釉』を掛けていれば、

こんなに外へ広がらなかっただろうという仮説が立ちます。

これが真実かどうかは分かりませんが、

今度、半磁器+土灰透明釉で陶筥を作る場合は、

内側には『石灰透明釉』を施釉したいと思います。



今回も青磁釉+土灰透明釉で施釉して還元焼成したのですが、

風が強い日に焼成した為、プロパンのボンベに当たる風の影響で

急激に温度が上がってしまい、弱還元になってしまいました。

その為、色が薄い緑色って感じの焼き上がりになりました。

酸化焼成だと、また違う感じになるそうです。

ま、この色の雰囲気も悪くはないのですが・・・

やっぱ、凸が飛び出してるのは良くないですね。

取り敢えず、あとから銀箔かプラチナ箔を貼ろうと思っています。



それにしても、陶芸って予想外の事がよく起こります。

これを『楽しめる』か『楽しめない』かが

陶芸に対する適性能力を判断する基準なのかもしれません。

ちなみに、三年前の私は『楽しめない』って答えたと思います。

(苦笑)