
基礎勉強3回目も土殺しから。
粘土2キロを菊練り。そのあと粘土を叩かないようにしながら・・・。
ググッと下から持ち上げる感覚がまだ得られない。
土を下げる際に、つい上から押さえ込んでしまって注意される。
気を付けているものの、長年の癖が出てしまう。
右手を動かす時に右肘を固定するのを忘れたり、
左手を動かす時に左脇を締めていたり、
頭で考える度に、前回言われた事を忘れてしまう。
一回目の練習は、なんとなく前回の復習のような感じで終わった。
二回目の練習。
最初に粘土がブレる。
「まず最初は右手だけでやればいいんですよ」
「?」冷静に考えてみれば、右手だけでグイグイ押せばいいだけ。
左手は小指の付け根を添えて、親指の付け根でカタチを整えるだけでいい。
「手の位置を8の字に置き、右手は左手の小指の付け根に向かって押し、
左手は右手に向かって、粘土を包み込むように。
この時、上に押し上げようとするのではなく、挟み込む感覚。」
(20121018引用)
変に左手の動きを意識するからモゲたり、段が出来たりする。
右肘の固定も、よく考えれば基本中の基本。
左手はリードする役目なのだから、動かしやすいように脇を少し開ける。
実際の動きを自分なりに分析して、そうなるような動きをやってみる。
それが出来た時、言われた言葉の数々をその動作に当てはめていくと
「なるほど」
その意味合いが理解でき、注意点まで把握できる。
ここは通常の教室とは違い、いろいろな言葉で注意を促す。
その言葉は、同じ意味合いでありながら、違う言葉だったりする。
ここでは言葉が多過ぎて惑わされる場合も多々ある。
その言葉を、自分でチョイスし、落とし込み、理解していく必要がある。
今までの自分であれば、面倒だと感じただろう。
ただ、今は、この環境が自分に必要だと感じている。
菊練りのあと、粘土を叩く叩かない に関しては何の影響もないそうです。
ただ、この言葉は私にとって『作品を丁寧に扱う』事を意識させる言葉になりました。
ある方から「陶芸教室はお茶の師匠と同じく妙に難しくして教えています」
と言われましたが、うんちく好きな私にとってはこちらの方が分かり易いかもしれません?
結構、陶芸教室の先生はN嶋さんのように
「ヒットを打つには、ボールが来たら、バットを振ればいいんだよ~♪」
みたいな人が多い気がします。
ま、確かに『習うより慣れろ』の世界ですが、動作を体に慣れさせる為には
自分の中で、その動作に対して意識するポイントを定める必要があると思います。
このポイントは、同じ動作であっても『十人十色』だと思います。
多くの言葉に惑わされず、自分のポイントを導き出す言葉だけをチョイスすれば
必要な技術を習得する為の近道になるのではないでしょうか?