
ロクロの基本、まずは『土殺し』。
手のひらの小指サイドで、徐々に指を重ねながらググッと持ち上げる。
土をおろす時は、土の角度に合わせて親指の付け根をそっと添えるだけ。
上から力任せに押さえ込むと土の割れに繋がるかも?
とにかく、しっかり『土殺し』をやって芯を出す。
ロクロの回転速度は結構速くする。最後まで同じスピードで挽くのがポイント。
芯を出せれば、ロクロは自然にカタチを創る。
『土殺し』の最中に粘土がぶれるのは芯が出ていない証拠。
何はともあれ、まずは芯を出す。
次に『玉作り』。汲み出しの場合は指2本+α、茶碗の場合は指3本?
右手の薬指を内側へ、親指の付け根で覆いながら挟むようにすれば『玉作り』完成。
玉の中心に左手の親指をグッと突っ込む。
この時、す~っと吸い込まれるように指が入れば芯出し成功。
親指を伸ばした所で少し止め、脇の下に向かって親指を折り曲げ、
その流れを活かしたまま手首を内側に返し、ゆっくり力を抜く。
すると、底が丸くなる。厚手のぐい呑みみたいなカタチになる。
底が平らになるのは指が動いていない証拠。
親指を動かす時は、指の腹でなぞるように。指の側面が当たると粘土が削れる。
次に、粘土を上げる。
親指を重ね合わせ、中指同士で粘土を挟み込む。
この時の指は腹や側面ではなく、爪の横45度角くらい?
そうすると、しっかり粘土を挟めて、粘土が上がる。
この時のポイントは『外側の指を見る』事。
外をしっかり見れば、粘土の厚さが把握できる。
粘土をしっかり挟み、左手を上にして手首を内に返しながら上げると口がすぼまる。
手首を返さず、そのまま上げると口は広がる。手前に手首を引くと、粘土がブレる。
この時、左脇を少し離しておくと手首の返しがスムーズになる。
この動作でカタチを構築するが、カタチを創ることを意識するのではなく
手首の返し、指の動きでどんなカタチになるのかを把握する。
小さな作品を創る場合は、腕を動かすのではなく、指と手首の可動範囲内で仕上げる。
この動きの場合もロクロのスピードは速いまま。遅くするとロクロ目が出る。
もうひとつ、粘土を上げる方法。
右の人差し指、中指、薬指を揃えて、回転する粘土のセンターへ。
中指に意識を集中させ、ロクロの回転に同調させると自然にセンターへ行く。
そしたら、親指で挟み込み、摘む感覚で手首を内側へ返す。
この時も回転に逆らわず、自然に、自然に。
粘土を上げる動作は、どちらもカタチを創るというよりも
自然にカタチが出来上がっていくといった感覚。
とにかく芯をしっかり出し、回転に逆らわず、指は第一関節くらいまでしか使わず、
指と手首の可動範囲内で、手首の返しと指の動きだけでカタチを仕上げる。
って感じでしょうか?
まずは、そんな感じです。 20121015