
今日は◯越でW田さんの個展を見てきました。
W田さんは30代半ばなのですが、
いろいろな陶芸展で受賞している期待の若手作家です。
今は陶芸だけではなく、彫刻の公募展にも出品して受賞しています。
W田さんは、以前仕事で取材した事があり、
同じC県在住なので、C県展の懇親会でも会ったりしています。
磁器を削ったり、印を押した作品を創っているので、
磁器の話を聞いてみましたが・・・。
今回の個展のメインとして、30センチくらいの作品(写真の品)を
10点ほど創ったそうなのですが、全部割れてしまったそうです。
特に彼の作品は、ロクロで成形したあとに削るので、
無理のあるカタチ(厚みが均一ではない)の為、割れやすいそうです。
今後は、ちゃんとしたムロが欲しいって言ってました。
そのあと、「手捻りで積んでも、厚くして削ると割れやすいそうですよ」
という話を聞いた時、『自分の割れの原因と同じ』だと思ったので、
「陶土でも、薄く積んだ方が土が締まるようですよ」と話したら、
納得してました。
「そ~すると、釉を掛けた青磁の方が割れにくいんですか?」と聞くと
「いや、青磁の方が割れやすいんですよ」という返事。
特に、磁器に釉薬を厚めに掛けるのは御法度らしいのです。
でも、彼の作品は印を押した凹に釉溜まりが出来ないと作品の良さが出ない。
だから彼は釉薬を調合して、素地への馴染みと釉の発色を微調整しているそうです。
径30センチくらいの印を押した作品は、5枚のうち取れて1枚だそうです。
ちなみに、径80センチの大きな鉢は、ここ5年くらい取れていないそうです。
「そ~すると、無釉(写真の品)の作品の方が割れにくいんですかね?」と聞くと
「割れにくいんだけど、釉で隠せない分、仕上げを丁寧にしなきゃいけない」
だそうです。
さすが、プロの仕事です。
ま、焼き物だから割れるのは仕方ないだろうけど・・・
彼の細かな作業を施した作品が、そんなに割れているとは思いませんでした。
時間を掛けて作業した作品は割れてほしくないだろうけど・・・、
割れてもめげないところがプロ魂なのでしょうね。
これからも頑張ってほしいです!!!
W田さんと話して、なんだかとってもやる気になりました!!!
『ヒラメちゃん』と『サザエさん』の画像を見せたら、
「いいですね~♪ 面白いですね~♪ キレイですね~♪」
って言ってもらえたので、ちょっと調子に乗っています。
お世辞だとも知らないで・・・。(苦笑)
いつか、磁器にチャレンジする時はW田さんに指導してもらおうかな?
な~んて思ったりしています。(笑)