
先週、日本橋三越本店で開催された『歴代沈壽官展』を見ました。
陶器での透かし彫りや、金襴手(錦手)の絵付け などなど・・・
見れば見るほど、「よくやるな~」と言いたくなります。
出来もしないのに「こゆ~のはやりたくないな~」などと思ってみたりして・・・。
(苦笑)
技術と伝統を継承するという、自分にはない世界を見せつけられました。
この間、教室で先生が
「今後の工芸は、また、人に真似出来ないような技術を見せる世界になるかもね」
なんて話を、他の工芸の先生方と話したと聞きました。
沈壽官氏に限らず、台湾の故宮博物院で見てきた国宝級の数々のように、
「ど~すると こんなモノが出来るのかな?」って感じの作品が
自分にも創れたらいいな~♪ と、思います。
今年に入ってから、自宅でせっせと創っていた作品が仕上がりました。
昨年11月に仕上げた『肝臓陶筥』のカタチを箱ではなく、オブジェにして、
『雲錦富士』のラインを活かし、出来る限り丁寧に仕上げた作品です。
作品名は『悠』とでも名付けましょうか?
波のような模様と、すーっと動きそうなカタチ・・・
どんな焼き上がりになるか、楽しみです。
ゆったりと落ち着いた気持ちで作陶を続け、この『悠』から、次へ、
そして、更にまた次へと繋がって行くことを祈ります。