あなたは【あらめ】という海藻を
ご存知ですか?
私はマクロビオティックを始める16年前まで
あらめの存在自体知らなかったし
聞いたこともありませんでした
母が末期ガンで食養の先生にアドバイスを受けたとき
このあらめの煮物をとにかく作って食べなさい、
と言われたのです。
あらめは昆布の仲間で
だけど昆布ほど引き締める陽性さがなく穏やかで
長期間、食べ続けることができます
あらめの産地を見ても、そのほとんどが
日本の真ん中あたりの三重県で
中庸のエネルギーを持っていることもわかります。
基本的な陰陽の捉え方として
北で採れるものほど陽性、引き締める力が強い。
程良い陽性さは、【しっかり者】になりますが
キツキツになりすぎると
他人に何かを強制したり威圧的になったり
寛容さがなくなっていきます。
締まりすぎていかないように
自分で食べるペースを緩めたり
工夫が必要になっていきます。
また、南で採れるものほど陰性、緩める力が強いので
これまた食べ方に工夫がいります。
程よい陰性さは柔軟性を育ててくれますが
ゆるゆるになりすぎると
人間関係や時間管理、どんどん“なあなあ”になっていき
「まあいっか」と先延ばし癖がついていきます
海藻の中でも
中庸・ニュートラルなエネルギーを持つのは
あらめやわかめ・ひじきですが
あらめが浄化力の高いコンブ科ということで
がんがあるときにはやはり食べて欲しい食べものの1つです
(ちなみにわかめはワカメ科
ひじきはホンダワラ科)
そして
日本人こそ海藻を食べなくてはいけない理由が
ちゃんとあります!
ヨーロッパに住んでいたり、
旅行に行ったことがある方はわかると思うんですが
土地が広大なので土壌そのものにミネラルがたくさんあるんですね。
だから向こうのお水は硬水・ミネラルウォーターなんです
そしてお野菜にもミネラル分が日本より多く含まれています。
一方で日本は
土地の面積が狭い島国なので
土壌のミネラルは海へ流れ出しています。
だからヨーロッパに比べると酸性土壌で
ミネラルが少ない土地になります。
そこで育った野菜たちはやはり
ヨーロッパのものより
ミネラルが少ないんですね。
なので、その分のミネラルを
海藻から補給する必要があるんです
ヨーロッパに行くと
海藻を食べる文化がないのはそのためです。
実際私もヨーロッパでは
ダルスという海藻くらいしか見たことありません。
日本人が海藻を摂る必要性をお分かりいただけたでしょうか
私も毎食必ず少量ずついただいています。
お味噌汁にワカメを入れたりひじきの煮物を作ったり
のりをふりかけにしたり。
アーユルヴェーダや薬膳・漢方など
他国の健康法を取り入れるのも一時期するのは
大いにアリだと思いますが
日本には
日本の風土に合った食べ方が必要になります
たくさんの方たちがいつもインスタで
私の発信を拡めてくださってます〜
ありがとうございます
![気づき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/675.png)