先日、個人セッションの最中に
クライアントさんがこうおっしゃいました
「今の症状を良くしたいのは山々ですが、
お肉や砂糖はやめたくないんです。
それでも、体調が良くなる方法はありませんか？」
私はこの方は素晴らしいなぁと思ったのです。
自分の欲求に素直だから、
です。
自分の欲求を無理矢理コントロールして、蓋をして
自分自身に我慢をさせるようなことをして
それで最初はいい感じに思えたとしても
長い目で見ると結果的にはうまくいきません。
それこそ私は15〜6年前、
食養・マクロビオティックに出会った時は病気を治したい一心で、
とにかく自分に『これを食べてはダメ』『あの食べ物はいけない』と
頭でっかちに、頑なに、制約を課して
逆に過食症になったり、陰陽両極を彷徨いまくり、
大変な思いをしました
（誤った断食を2ヶ月近くして、気がついたら病院のベッドの上だったことも
）
なので
このクライアントさんの言う通り
食の欲求には我慢をしない方が、その時のその方にとっての正解です。
何より大切なのは
そういった心の葛藤を見過ごさず自分でキャッチして
その葛藤の正体を探ること。
もっと言うと
【何かを我慢する努力】より
【何かを我慢しなくて済む状態になる努力】
つまり
このクライアントさんにとって大切なのは
【お肉や甘いものを我慢する努力】ではなくて
【お肉や甘いものをそんなに欲しいと思わない
中庸な状態になる努力】
なんです〜！！
努力の方向性を間違っては、かなりの遠回りになることも。。。
（私は遠回りだらけの人生でしたから
）
本来、身体と心が中庸でバランスがとれてさえいれば
お肉、甘いもの、スパイス、アルコール、タバコ、カフェイン、炭酸飲料などの
刺激物は欲さないのですが
現代人の多くは、これらを必要としていますよね。
それら刺激物を欲するのはなぜか？？
それらを惹きつけて止まない何かが体内に蓄積しているから
それを欲する状態になっているんだ！というところに
着目しないといけません。
そしてその蓄積を溶かして排毒していく。
そうやって
コツコツ自分の体の陰陽バランスが整っていけば
そういった両極端で酸性過多のものや刺激物に
自然と手が出なくなるのです。
何を隠そう私も
甘いものをやめるのに人一倍時間がかかったし
中庸な食べものが心地よく在れる今の状態になるまでに苦労したタイプで、
でも、だからこそ
バランスを欠きながらもバランスを取り戻していくよう
すったもんだしながら研究・体験を重ねてこられました。
お肉や甘いものをやめていく＝
自分の体と心の中庸ポイントを見つける
そのためのテクニックを私は知ってるので
これは誰にでも再現可能だと言えます
プラスチックを見て食欲がわきますか？
プラスチックを食べ物として観測できますか？
そんなわけないですよね
それと同じように
以前は焼肉やチョコレート大大大好きだった私ですが
今となってはお肉やケーキを見ても全くそそられないし
食べものとして見られないんですね。
だからといって
それらを食べてる人たちを否定する気持ちは一切ないですし
心身ともに満たされてるなら
それらを辞める必要もないと思いますが
やはり
多くの面において執着がない状態というのは
体調も良くなるし心も楽ですし
中庸・ニュートラルな状態というのは
車のギアチェンジのニュートラルと同じで
右へも、左へも、上へも、下へも、
自分が決めればどちらへも舵を切れるということなので
安心感や自由さを常に感じられます
今その状態になれた私だからこそ自信を持ってお伝えできます。
誰でもそうなれると。
それに
私は中庸、ニュートラルな生き方は最高に幸せと思ってはいるけど
私が人様にわざわざ押し付けなくても
みんないずれは【そこ】へ自然と回帰していくものだと感じています
みんな心の奥深くでは【そこ】のことを知っていますしね
甘いもの卒業できました！と書きながら
クリスマスはしっかりveganケーキいただきましたっ
大好きなオーガニックショップ【Skywalk】
みゆきねえさんのケーキと、、、
ビオクラさんのケーキっ
