10年くらい前
福岡にある高取保育園というところで
給食を作るアルバイトを
させてもらっていた時期があります。

1年弱のみですが。


そこの当時の西福江園長先生が
なんと玄米和食や
マクロビオティックに沿った
給食を推奨していて!!

私は
1歳さん前後〜2歳さんくらいの子たちの
離乳食を1人で担当させてもらっていました。



子育てしたことない私は

最初

え〜保育園児が
ヒジキの煮物や切干大根煮やおから煮や
きんぴらゴボウとか食べるの〜真顔

って半信半疑でしたが

100人以上の園児たち
みんな毎日残さず完食!
給食大好き!でした。


しかも、
食べる前には
玄米をかめよかめよ〜っていう歌を歌って
一口目は当番の子が100回数えるので
みんな一緒に100回モグモグします!!ポーン


野菜や豆はもちろん自然栽培のもの、
調味料も伝統製法で作られた
味噌や醤油、自然海塩。
油揚げや豆腐も海藻も伝統製法のもの!!


おやつは炒り玄米から白玉団子から
楽健寺酵母を使って作った
天然酵母パンまで!!


しかもお味噌は毎月
園児たちと先生方たちで麹を混ぜて手作り!!


冬には大根を曲がるまで干して
みんなで沢庵をつけるという
食育の徹底ぶり!!!!



子どもたちの味覚は
繊細で敏感でとても正直。


お母さんが家で作った料理は食べなくても
保育園の給食は大好きと言う子が
たくさんいました上差しハッ


なぜならほとんどの忙しいお母さんは
化学調味料も使うし
野菜はその辺のスーパーで
農薬たっぷりの安いもの
便利なものを使っていたからです。



私自身も小さい時
農薬まみれのにんじんが臭くて苦手だったなあ。

ホンモノの人参は🥕
甘くて本当に美味しい。




私が1番驚いた出来事、
それは、私が離乳食を作っていた時の事。

まだ歯が生えていない子たちには
毎日玄米クリームと言うものを作っていました。


(死にかけてて
もう何も喉を通らない様な病人が
回復しちゃうような
それほどすごい食養メニューですチュー上差し)
自然食品店でも買えます。



本来なら玄米粥を
すり鉢とすりこぎでつぶして
それを木綿のさらしなどで包んで
丁寧に絞り出します。


だけど保育園では
毎日時間に追われて給食を作るので
すりこぎで潰す作業を
時短でミキサーでやっちゃうことが
多かったんですアセアセ


そこで赤ちゃんたちは
驚く反応を見せてくれました。


玄米粥をきちんとすりこぎでつぶした
バージョンでは、
子どもたちは終始落ち着いて
玄米クリームを集中して食べてくれました。


しかし!アセアセ 

ミキサーを使って
玄米クリームを作ったバージョンでは、

ほとんどの子が
スプーンで遊び出したり
クリームを飛ばして遊び出したり
食べ終わるまで集中できないのですもやもや

まさしく氣が
散っている状態になるんです笑い泣き


当時、これにはびっくりしました。


ミキサーやミルサーやフードプロセッサーは
とても便利な調理器具ですが、


あの刃物で高速回転して
無秩序に食べ物を切り刻む、という
不自然なエネルギーが入るので、

食べ物の持つエネルギーが不自然になるし、

それを取り入れた赤ちゃんたちは
氣が散乱して
目の前の事に集中することができません。


反応がピカイチな赤ちゃんたち。。。



電子レンジやIH調理器具
電気炊飯器などもやはり不自然なんです。


料理とは
火と水でつくるもの
火を使った料理を食べることで
人間の脳とくに前頭葉は発達してきました。



このことから
現代人の直感力や判断力の低下、混乱、
混沌とした問題だらけの現代社会が
なぜそうなったのか。。。
透けて見えた気がしました。


私たちは
食べ物を食べて
栄養をとっていると言うのは
本当に表面的な一部でしかなく、

実は食べ物の命・想い・エネルギーや
食べ物が歩んだプロセスを
取り込んでいただいているのです。





日本は本当に
世界一の農薬大国
化学調味料大国ですゲロー


戦争で負けたことによって
3S、3R、5D政策の名の下に
戦争で余った枯葉剤や負の遺産は
ラウンドアップや農薬化学肥料などに化けて、
日本人の身体に取り込まれ続けています。


大型チェーン店や大手スーパーの
オーガニックシリーズの野菜もフェイクが多い。



これはその大手スーパーが
悪いんじゃない。
売り手はお客のニーズに応えますから笑い泣き


安いだ便利だ、と
思考停止して
飛びつく私たち消費者が変わらなきゃ。


私たち消費者が賢くなって
不買運動し、
より良いものを買う姿勢を明示し続けないと
販売側が変わるわけがないですよね。



子どもたちには
本物の味を教えてあげることができたら
いいのになと思いますハート