今日のお話はね、この間の雪遊びの後のお話なのちゃ。
僕達、我が家の生茶パンダ先生がお話するよ。
みんなは、コレが何か分かるそう。車のカギなのちゃ。
今回のお話は、これが関係しているよ。このカギとても便利で、遠くからも開け閉めができたり、バックの中に入れたままも開け閉めができる。そして、カギをささなくてもエンジンもかけられるスグレモノ
それでは、始まり始まり~
ある日、そりや雪遊びを楽しんだ一組の家族が、車で家に帰る途中でした。
「新しくできた靴屋さんに行きたい」とお父さん。
お母さんは、もう家にも近いし、まだ15時前だし、子供の宿題、買い物、食事のしたくの時間を考えても余裕があると思いOKを出しました。
靴屋さんに着き、先にお母さんが下りて店内を見ていました。
しかし、お父さんがなかなか来ません。
やっとお店に入ってきたお父さん。「カギ落としたみたい・・・」
「何のカギ」「P(今乗ってきた車)のカギ」「ええっ~~~~~~~
」
お母さんが車に戻ると、ロックされていない車が駐車場に・・・・
なんと、そこのおうちのお父さん、いろんなカギをスキーウエアのズボンにただ引っ掛けていたらしいのです。落としたのは、たぶんスキー場。
ドアを開けられたのも、エンジンをかけられたのもお母さんのバックの中にカギがあった為だったのです。
ただちにスキー場に戻ることになりました。
車内では、お母さんは、親切な人が拾って届けてくれていることを願っていました。
それなのにお父さん「落としたのが家やM(自分の車、通勤に使う)の鍵でなくて良かった~」
と一言。
Pは、お母さんが子供を病院に連れて行ったり、家族で出かける時に使う車で、2年目の車。Mは、もっと古い。お母さん沈黙ながらちょっと
そうこうしながら、スキー場に到着。
お父さんが、まず探しに行きます。その後、子供もついて行きました。
そして、どうやらなかったらしく落し物が届いていないか聞きに行くようです。
それを、車内で見ていたお母さん。自分も降りて、探すことにしました。
たぶん落としたであろう場所は、既に圧雪状態に・・・それでもくまなく見て歩きました。ない・・・ない・・・
と、突然お母さん、木の根元の雪が積もっているところを掘りました。
「ないか・・・」そして、もう1本。掘っているうちに黒いものを発見。
なんとPのカギがでてきたのです。
「奇跡だ」
その日2度目の帰宅途中、お父さんがまた一言。
「『雪に落としたら、とけるまででてこないよ~。』と受付の人に言われた。まるで他人事だもんな~」
お母さんは、「他人事」のようなのは、お父さんだよと思いつつ沈黙。
既にあたりは、真っ暗。
子供が「お腹がすいた~」「本当だな~。外が真っ暗だ。何でかな~」とお父さん。
これを聞いていたお母さん。たまりかねて
「本当は、もうとっくに家にいて、ご飯を食べている時間だよ」
「原因を作ったのは、お父さんでしょ」
「帰ってから宿題やらなきゃないUとお母さんにどうしてあやまらないの」
とついに口を開きました。
みなさん雪に落としたら、落ちた時の「音」がしません。
ましてや、雪が深かったり、どんどん降ってきている場合は、見つけることが難しくなります。
大事なものは、バックやチャックがあるポケットにしまって楽しく雪遊びをしましょうね。