この題名、わかる世代にはわかると思うが、

昔CMであった禁煙パイポタバコというもののパクリです(笑)。

 

 

 

退職するにあたり、ロッカーに残っているものを取りに行った。

 

 

ひざ掛けや筆記用具、電卓など、当初、7月は出勤するつもりでいたから。

 

 

辞める、と決めてから上司にもいろいろ思いを馳せていた。

パワハラやモラハラ??と恨んでいた私はもういない。

辛い気持ちは捨てて今はすっきりした気分だキラキラ

 

 

ガサガサと片付けていたら、そこに上司が。

 

 

執務室からは離れているのに何か、察知されたのかな。

 

 

私「お世話になりました。ご迷惑おかけしてすみませんでした」

 

 

上司「わざわざ出勤してもらって、すみません。もう少し勤務の形態を変えて来てもらうことも考えたんだけど・・」

 

 

「いえいえ、これ以上ご迷惑かけられないので。

野球選手でいうところの、我慢して使ってくださって・・本当にありがとうございました。

それと、こちらなんですけど」

 

 

と個人的に気持ちばかりのお礼を用意していたものを渡す。

 

 

「気を使ってもらって・・すみません」

 

 

「皆さん、いらっしゃるんですよね?あちらに行かないほうがいいですか?」

職場の雰囲気を悪くしたくなくて聞いてみる。

 

 

「大丈夫。用紙の記入もあるから」

 

 

見慣れた仕事場の風景のはずだけど、初めて来たときのような緊張感が漂っている。(こんなに静かだっけ??)

周りはみんな同じ派遣社員。

私のように仕事が出来ないと上から声がかかり、肩たたきを受けるかも・・と普段なら時折笑い声もある職場が、しーーーんと静まり返ってみんなパソコンの画面から目を離さない。

 

 

お疲れ様です、と挨拶だけして言われたとおりに用紙にサインしていく。

 

 

上司がなにか私に言って、さーーーっとどこかへ行った。

私の右手にいたので右耳が聞こえない私はさっぱりわからず、返事はしていないが消えたので机で待っていたら上司が戻ってきた。

 

 

ロッカーの暗証番号をリセットするので来てください、と。

 

 

人の話し声はない職場だが、空調の音や、床や天井からの反響音で会話が成り立たない。聞こえない側からマスク越しでの会話は特に。

 

 

無事にロッカーもリセットし、職場のみなさんに挨拶してお菓子をお渡しした直後、

上司が

「これ、気持ちです」

と紙袋を渡してくれた。

びっくりして、またもや泣きそうになるのをこらえて、その場を後にした。

 

 

エレベーターまで見送ってくれる上司が、実は職場で問題のある人が他に数人いることを教えてくれた。私だけじゃないんだ、、、厳しい世界なんだと思った。

 

 

今回、辞めようと決意したことで見えてくるものがたくさんあった。

 

 

野球でいう戦力外通告を受けるほうも、言うほうも辛いなって思ったし、

 

 

厳しい言い方で注意されてきたけど、よくよく考えてみたら理解していない自分に何度も説明してくれたのも上司。

放っておく人には説明なんてしない。

渦中にいるときは余裕がなくて、苦しみしかなかったけど、今はなぜか感謝である。

 

 

最後の最後に、

上司「またどこかで会うこともあるかもしれないし、その時はよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします。ありがとうございました」

 

 

終わりよければ全て良しにっこり

 

 

帰宅したら夜、夫に、すっきりした顔してると言われた(笑)。

紙袋に入ったいただいたお菓子を見せ、受け取るときに泣きそうになった、と話すと、

「物に釣られて気持ちが変わった??」とアホくるくるなことを言っていたオエー

 

 

さー、明日からフリーになった。



また職探しするかーー爆笑