昨日からゴールデンウィークの連休が始まったと、そういった方々も多いことかと思います。それに伴って、感染に注意しながらも旅行に出かける方もいらっしゃると思います。
旅先で何を食べようかと考えるときに、思い浮かべることは何でしょうか? やはり、その土地にある名産物が真っ先に脳裏をよぎるのではないでしょうかね。
例えば今頃の時期に、富山湾付近を訪れるとすれば旬なホタルイカを食べてみたいだとか、山間部を廻るとしたらタラの芽をは含めた山菜の天ぷらが楽しみだとか、東京で江戸前寿司を食べてみようかなどと、行きたい所の分だけ食べ物が浮かんでくるかもしれません。
私も時々はそういった旅をします。。。。 そう、時々はです。旅先での美味しいものに興味はないのかと聞かれれば、あるにはあるのですがその場で食べなくても良いことにもなっています。
何故なら、私が住んでいる静岡市内でも全国にある大抵の名物料理を食べることが出来ます。つまりは、素材を上手に扱う料理人は近場にもいるのでそこで充分満足することが出来ます。
かえって旅先で、なんちゃって名店みたいな処にうっかり入ってしまうことの方がよっぽど嫌な体験として残ってしまいます。グルメではない私でも、あからさまになんちゃって感満載で残念な郷土料理店はすぐに判ってしまいます。
そんな訳で、必ずしも訪れた先の名物料理を食べるという思考は随分と昔に無くなりました。したがって、私の旅ではその町で美味しそうな店を探すことにしています。例えば、大阪市に訪れたからといって 『是が非でもお好み焼きを食べなきゃ』 などとは思はないのです。
したがって、そこに住んでいたとしたらどんな店に通いたくなるのかを考えるようにしています。そうすると、大抵はこういった店に辿り着きます。👇👇
こういったところでは、私の旅における食事はどっぷりと日常に浸かったまんまだと言えるでしょうね。それだけ、旅そのものに非日常を求めることは無くなっているのです。
長閑な風景を見られて、風情、郷愁、人の情を感じていられれば私の旅は概ね満足します。👇👇メニューを見てもご覧の通り、特別な感じの欠片もありません。👇👇
『こういうのでいいんだよ』 食べながらそう思える店だったらそれで良いのです。その時点で、私にとってはベストな時間になっています。
決して洒落てはいないけど、長年に渡って営業を続けてきた様子があからさまに分かるような店は大抵間違いないと思います。それだけ、その店を支えている固定客が時代を超えて存在していると、言うことでしょうからね。
このように私なりの旅話を人様にすると、『大阪まで行ってきたのに粉もの食べなかったの? うどんは? 串物は? 折角行ったのに。。。』 などと、言われることが多々ありますが、こういった人って大抵つまらなく感じることが多いなと、私は思っています。
何処に行って何をしたら満足なのかは、あくまでも個人の感じ方によるものであって例え、一般論で言おうとしても満足感の見本なんてものはありはしないのです。ましてや他人の楽しみ方と比較するものでもない。
私はやたらに、『共感する』 ってことがあまり好きではないので大多数の意見や感覚に寄り添えません。大勢の人が好むことと私が好むことはどうしたって違うからです。
だから私は、10代の頃から一人旅が好きなのでしょうね。しかも名所を訪ねるわけでもなく、名物を特に食べるわけでもありませんが、印象に残っている場面は多々あります。
なんか、内容がズレてしまいそうなのでこの辺にしておこうと思います。要は、あくまでも自分が思う満足感を信じて行動しているということです。
皆さんは、どんな旅をして満足感に辿り着いているのでしょうかね。
今日も訪ねていただきまして、ありがとうございました。
それでは、またです。