静岡県の山奥に、 『千頭』 という所があります。

 

 この千頭は、蒸気機関車が年代物の客車を牽く列車のトーマス号で名高い大井川鐡道本線の終着駅であり、同じくアドベンチャー気分を十二分に味わえる南アルプスあぷとラインと呼ばれるトロッコ列車の始発駅です。

 

 また、旅番組でよく 『寸又峡温泉』 が映されますが、そこへ行くバスもこの千頭駅から出発します。

 

 公共交通機関を利用すると乗り換えをするためにと、ドライブやツーリングなどで訪れると昼ご飯でも食べに立ち寄ったりなどと、何気に多くの人々が通っていると思うのです。

 

 静岡市に住んでいる私も千頭は、お昼ご飯や道の駅に立ち寄ったりしていますが、ほとんどの場合はまだ先に目的地があったりするので、通過点としていることが多かったんです。

 

 ところが今回、紅葉狩りでもしようと Google 地図を見ていたら千頭に食事が出来る日帰り温泉があるぞと、今更ながらに気付いたのです。

 

 早速、立ち寄ってみることにしました。実はこの千頭に着く前に、これまた旅番組によく出てくる 『川根温泉』 という所がありまして、道の駅と併設されていたり、露天風呂から蒸気機関車が走って行く姿が間近に見えるので人気があり、日曜となれば結構な混み具合になります。

 

 なので、川根温泉は路の駅に立ち寄るぐらいにして温泉はスルーすることにしました。

 

 さて、今回気付いた 『千頭温泉 旬』 はどうでしょうか? あまりにも混み合うようだったらここもスルーすればいいよねと、そんな思いで立ち寄りました。

 

 いざ、千頭温泉 旬の駐車場に着くと、昼の12時丁度の頃でしたが私の車も含めて4台しかありませんでしたので、入ってみることにしました。

 

 なんか、この中に入るのが楽しくなりそうな門構えをしていました♪

 

 

 

 

 食事をする店内はこんな感じです。

 

 

 

 

 こちらは食事メニューです。

 

 

 

 私は、天ぷらと暖かい蕎麦と餃子をいただきましたが、天ぷらは衣が上手に揚がっていてサクサクとした食感を楽しめます。 蕎麦はとても甘い蕎麦汁ですが、これはこれで楽しめる味だと私は思いました。 そして餃子はカリッとした食感で、ニラが主張していない餃子だと思いました。ニラの香りが嫌いな私にとってはとっても美味しかったです♪

 

 

 食事をする席は、テーブル席やお座敷の席があります。また、窓越しの景色がまあまあ良いカウンター席があったりしましたよ。

 

 

 

 

 こちらは温泉の露天風呂です。勿論、内風呂もあります。

 

 

 

 露天風呂の浴槽は、女湯の方が明らかに大きいみたいですよ♪ 大抵のお風呂は、何故だか女湯の方が優遇されていますよね (^^;)

 

 お湯の温度はぬるめなので、ゆっくり、じっくりとリラックスしながら浸かっていられます。 効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・痔ろう・冷え症・病後回復期・健康増進となっています。

 

 ちなみに、私が立ち寄った日は日曜日でしたが、食事と温泉に入る人はそこそこいました。〝密〟を感じるほどではありませんでしたけどね。

 

 食事と日帰り温泉入浴の他には、屋外にバーベキューをする場所もありました。バーベキューのセットメニューコースもありましたので、気軽なアウトドア気分を味わうのも良いかもしれませんね。

 

 

 

 

▼千頭付近から見える山の紅葉具合

 

 

 

 それにしても、 『千頭温泉 旬』 を今まで知らなかったのは非常にもったいなかったなぁ。。。なんて思っています。

 

 ああ、灯台下暗しとはこのことを言うのだと、改めて思いました (^^;) 今後も、お気に入りの場所の一つとなりそうです。

 

 皆さんのスポットにも、つい何気なく見過ごしている場所はありませんでしょうか?

 

 今後は、地図をもっと気を付けて見るようにしてみようかな。。。 そんなことを思いました♪

 

 

 今日も訪ねていただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 それでは、またです。