初秋の空が爽やかな季節となりましたね。。。 なんて挨拶もしたいと思う今日この頃ですが、現実の時候はまだまだ真夏ですよね。早いこと、真夏日などからは解放してほしいものです。

 

 さて、今年が明けて以来、コロナウィルス感染が騒がれ始めてから早くも9ヶ月めの月日が経とうとしていますね。

 

 その感染拡大を防ぐために、自粛、自粛と呼びかけられるようになってから、当方のブログ記事で 『整理整頓の頁』 へのアクセスがやたらと増えています。

 

 不要不急の外出を控えましょうというあたりから、室内を片付ける人が増えたとは以前から報じられていましたが、9月になった今でも 『整理整頓の頁』 へアクセスしてくださる方が結構いらっしゃいます。

 

 確かに、今まではただ寝に帰っていただけだけの空間が、それ以外のことで過ごす時間が圧倒的に増え、しかもリモートワークなどでご自身が過ごす部屋の一部が人様に見えてしまうといったことにもなれば、今まで気にならなかったことが急に気になりだした、なんてことも多々出てくることと思います。

 

 

 

 様々な理由で、空間に溜まった物を整理してみようと思っている方々へ、今回私は、歌を一曲紹介させていただきたいと思うのです。

 

 それは、私が好きなアーティストの一人で、YUIさんの歌で 『TOKYO』 です。この歌と整理がどういう関係があるのか? まあ、その歌詞をご覧くださいませ。特に、太字の歌詞にご注目くださいね (^^)

 

~TOKYO~

作詞、YUI  作曲、COZZi  唄、YUI

住みなれた この部屋を 出てゆく日が来た

新しい旅だちに まだ戸惑ってる

駅まで向かうバスの中 友達にメールした

朝のホームで 電話もしてみた

でもなんか 違う気がした

古いギターをひとつ持ってきた

写真は全部 置いてきた

何かを手放して そして手にいれる

そんな繰り返しかな? 

つよがりは いつだって 夢に続いてる

臆病になったら そこで途切れるよ

走りだした電車の中 少しだけ泣けてきた

窓の外に続いてる この町は かわらないでと願った

古いギターをアタシにくれたひと

東京は怖いって言ってた

答えを探すのは もうやめた

間違いだらけでいい

赤い夕焼けが ビルに途切れた

涙をこらえても

次の朝がやってくるたびごとに

迷うことだってあるよね?

正しいことばかり 選べない

それくらいわかってる

 

 この 『TOKYO』 は、彼女の地元である福岡から東京へ上京する時期に書かれた詩なのだそうです。

 

 これから故郷を離れて、知らない土地で始まる暮らしへの思いがよく伝わってくると、私は思うのです。こういった経験を持っていると、増々聴き入ってしまいます。

 

 と、同時に、サビの部分では別のことを思ったりしてしまいます (^^;

 

 すなわち、 『何かを手放して そして手に入れる そんな繰り返しかな』 物を整理するって、こういうことだよなあ。。。そう私は思うのです。

 

 この歌詞の順番も大事です。『手に入れてから手離す』 ではなくて、あくまでも 『手離してから、新たに手に入れる』 と言っているのです。

 

 整理に特化してあくまでも私の持論で言わせていただければ、先に手放す習慣ってとっても大事なことです。

 

 これを例えば、洋服が入ったクローゼットに例えてみます。先に手放す物を選択するということは、あらためて持っている服を把握することになります。

 

 これによって、既存の服と新しく買おうとする服の組み合わせなどをイメージすることが出来るので、持ってはいるけど着たことが無いなどのロスを極力低減させることが出来るのです。

 

 一方、 『手に入れてから手離す』 の場合は恐らく、新しい服を買ってからクローゼットの中身を把握することになるでしょうから、持っている服の形や色を忘れているかもしれません。

 

 うっかり、既に持っている服と形や色が被ったとか、似ているとか、組み合わせずらい、などということにもなりかねません。

 

 ですから、手離すのは先にしておいた方が何かと無駄がないのです。

 

 それと、整理の仕方には答え、特にこれが正解だという方法がありません。あくまでも、ご自身が物の出し入れがしやすかったり、物の置き場所が分かりやすければそれで良いのですから。

 

 先ずは自分なりにやってみて、しばらく過ごしてみて違和感を感じるようであれば、また違う物の置き方を考えてみれば良いのです。

 

 インテリア雑誌に載っているような、一見ハイセンス感を漂わせる空間が必ずしもあなたの生活感を快適にしてくれるとは限らないからです。

 

 ですから、歌詞2番のサビで言っている 『答えを探すのは、もうやめた 間違いだらけでいい』 これぐらいの気持ちで充分良いと思います。

 

 

 

 今日も訪ねていただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 それでは、またです。