TVアニメを見てる時に、「永年雇用は可能でしょうか」のCMをしていたんです。
表紙は見るからに「年の差」を扱っている! 「永年雇用」と言うからには、結婚の話も絡んでくるような恋愛モノということ!!
無口で無愛想な雇い主と彼の好みを探り出そうと日々努める家政婦のお話。
わたしのツボだらけで、ついに手を出して(買って)しまいました!
楽天ポイントが貯まっていたので、まずは漫画で3巻まで、読み終わる度に1冊ずつ買いました。続きが知りたくて、ピッコマの話読みで原作ノベル「六章(1)〜(8)」と「エピローグ(1),(2)」を買いました!
(↑) コミック「永年雇用は可能でしょうか」 by 楽天koboもうね、良すぎます!!
言いつけ通り「余計なことをしないように」徹底して、寡黙な主人フィリスの所作や表情などから、彼の好みを理解しようと奮闘する家政婦のルシルが素敵です♪
「余計なこと」にならない心遣いのできるルシルを、優秀な家政婦として気に入って、彼女に接する態度が柔らかくなって行くフィリスもイイです! とってもイイんです!!
そうしているうちに、色々とちょっかいを掛けてきていた、ルシルの元雇い主が彼女を探し求めて、連れ戻そうとしていると知ります。
怖気が走り、迷惑し、困り果てたルシルは、一瞬、フィリスに相談しようかと考えるのですが、こんなことはそれこそ「余計なこと」でしかないと思って、止めてしまいます。
ルシルが町で誰かに出くわし、何か困ったことになっていると知っているフィリスですが、彼女が何も話さないので、何も分かりません。
そんな時、疲れてうっかりリビングのソファで寝落ちてしまっているルシルに、フィリスがポツリとつぶやきます。
「なにをしてるんだ君は······」
「少しやせたか」
「辞められては困る」
もう! もうっ!! もう〜〜っっ!!
このシーン超好き!!
言葉以上の気持ちが詰まってる!!
この「辞められては困る」には、無意識なフィリスのルシルに対する色んな気持ちがこもってると思うんです! 何度かこの言葉を発するんですけど、発する度に込められる気持ちが増えてるような、膨らんでるような、そんな気がするんです!
もうね、ノベル1巻のラストが素敵すぎて堪らんのです! フィリスらしい、素っ気ない、端的な言葉でルシルと受け答えをして、ルシルは翻弄されるんですけど、最終的には······!!
早くこの1巻結末部分の漫画を読みたいけど、まずは小説の続き(2巻)を読んどこ♪