前記事で、わが子は手にかからず、非常にありがたいという話をしました。

 

ですが実は、中3の1学期途中から卒業まで不登校の時期がありました。あの5月の10連休GW明けからです。

 

私は仕事で昼間はほとんど家におらず、逆に父親(私の旦那)は仕事が休みで在宅していました。なので、10連休の間、娘と父親は連日一緒に家で過ごしていたことになります。

 

日頃からため込んでいたのが、この10連休をきっかけに爆発したようです。

 

父親は、口の悪い人間でして、「そんなこともわかれへんの!?」とか「こんなん常識やで!!」とか「こんなこと小学校で習ってることやで」とか、人をおとしめるようなことを平気で、しかも強調して言うことがよくあります。

 

言い返したところで、また正論で言い返されるので、言い返すのも疲れるのです。私のような大人であれば、言われたところで、内心怒りながらも、なんとか割り切ってやり過ごすことも出来るのでしょうが、年頃の、大人へと成長中の娘にとっては、どうやって折り合いをつけたらいいのかわからず、爆発して、自信をなくし、「父親が嫌いだ」と言って、不登校に至ったようです。

 

父親が嫌いなら、在宅中の父親と家で接触する機会を減らすために、学校に行く方が良いのでは? と聞いたこともあるのですが、そこらへんどういう心の動きがあったのかはわかりません。本人に聞いても「わからない」ということでした。

 

高校受験生でもあったので、勉強の遅れを減らそうと、友達の通う塾へも通ってみたのですが、ついていけず、数回だけ通って、あとは行かなくなってしまいました。

 

家で一緒に勉強している時に感じたのですが、意味も解らずただただ方程式を覚えるとか、歴史にしても、ただただ暗記するとかいうことに、どうしても抵抗を感じるようで。

 

なら、時間かかってもいいから、自分で細かく調べてそのわからないところを埋めていって、わかるようにしていくしかないじゃん。と思うのですが、将来どんなふうにこの勉強が役立つのかわからないのに、そこまで時間をかける必要があるのか。他にやりたいことはいくらでもあるのに。という、葛藤があったのかな、と私は推測しています。

 

結果的に、卒業するまで不登校だったわけですが、とりあえず安心していたのは、父親は避けていた娘ですが、私とは笑顔で接してくれたし、友達に誘われれば外に遊びに出かけたりもしていたし、LINEとかオンラインゲームとか、ネット上で友達と連絡を取り合うこともしていたので、焦ってあれこれしないでも、いずれなんとかなるかなと、感じていました。

 

安定してそう思っていたわけではありません。時には、本当にこれでいいのか、何か今のうちにやっておかないといけないことがあるのでは? と不安に思って、落ち込んだりすることもありましたが、中学のカウンセラーに話を聞いてもらったり、不登校後半は児童精神科に通ってました。

 

児童精神科の先生によると、父親はアスペルガー症候群の可能性がある、とのことでした。人とのコミュニケーションは普通にできるから、気づきにくいけど、自閉症なのだそうです。

 

相手がどう感じるかとか考えずに、要するに思いやりなどに欠けるところがあって、自分が思ったこと感じこと、事実ありのままそのままズバズバと言ってしまうのだそうです。

 

だから、父親は娘のことを嫌って、キツイことを言ったりしているわけではなく、娘のことを好きなんだけど、言ってしまうんだよ、だから、何も気にすることはないんだよ、ということを先生は言ってくれました。

 

ということで、薬を処方されることもなく、1ヶ月に1回通院して、どんな感じですかと聞かれて、1ヶ月間の様子を聞いてもらう、という通院が続きました。

 

で、通信制高校に合格して、初登校したあとに診察を受け、特に登校しても問題なかったことを報告して、その日が最終診察の日となりました。

 

今では、娘も父親と普通に会話をしており、うまく割り切って折り合いをつけて接することができるようになったようで、反発したい時には反発してるし、めんどくさい時には受け流したりもして、父親と二人で出かけることもあれば、私と三人で出かけることもあって、なんとかうまいことやっています♪

 

追記

診察初日、A4の紙に、1本の実のなった木を描いて、と言われました。けど、娘は緑の葉っぱの茂った1本の木を描きました。実が描かれていないのです。すると「これから実がなるところ」ということでした。

 

へえ、いいじゃん♪ニコニコ

 

と思った瞬間でした。