さてさて、ゴーグルファイブ第一話のロボ戦編
ゴーグルファイブの巨大怪人の特徴は合成怪獣モズーが巨大化するのではなく
コングと呼ばれる巨大ロボをデストピアより発進→リフレッシュパワー光線で蘇生された合成怪獣モズーがコングを操縦して戦うというシステム
そして、対するゴーグルシーザーとゴーグルロボ
後楽園球場の下から発進する巨大母艦ゴーグルシーザー
ゴーグルシーザーに格納されてる三機のマシンが合体変形して巨大ロボゴーグルロボに
ブラックとピンクはシーザーでお留守番
この時代はCG合成がまだないので特撮パートはすべてミニチュアを組んで、操演する世界
CGで画面の余分に映ったものを消すこともできないので、ピアノ線で吊ったり、モーターを組み込んでミニチュアを動かすのだが、すべてが自然な流れの映像に見えるからあら不思議
戦闘機が飛びながら宙返りするのはどうやって操演しているのだろうか?
東映のテレビシリーズの規模で使えるCG技術が年々進化していて、CGだからこそ表現できるものもあるんだけど、伝統芸のミニチュア、スーツでの撮影の良さは、やはりそこにものがある、いるっていうリアル感だと思う
CGでできたキャラクターは動きが軽く見えてしまう
この第一話でもオープンセット組んでカメラを下から撮ってキャラクターの大きさを表現したり、特撮班の細かい技術はこのころから既に確立されていて驚き!
特撮のネタはちょいちょいこれからもはさんでいこうかなと
圧倒的情報量をさばきつつ、アクション、ロボ戦まで詰め込んだ第一話
話のフォーマットが固まっているから安定のおもしろさ
次回に続く