26年 | 倦怠期フライドチキン

26年

<日航機墜落>事故から26年 御巣鷹で追悼慰霊式

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110812-00000099-mai-soci




あの日のことは、結構ハッキリと覚えてますね。






あの時僕は高校生で、



その時はだいぶ冷めてたんだけど、中学生の頃はかなり本気で

「航空関係の仕事に就きたい」と思ってました。




あの時、喜界島の祖母の具合が悪くて、



まだ喜界島に、徳州会病院のような総合病院が無かった頃で、

祖母は奄美大島の病院に入院していました。



母と弟がその奄美大島に見舞いに行っていて、




僕は奈良の自宅で留守番をしながら、


事故の第一報をテレビで観ていました。





時間を追うごとに事の重大さが伝わってきて、



背筋が冷たくなる思いがしました。





墜落地点が判明し、


やがて、画面に映し出される機体の残骸。




大切な人を失い、悲しみに暮れる表情。

奇跡的に助かった人の、うつろな表情。





そして何日後だったか、


公開された、ボイスレコーダーの音声。




そこには確かに.戦っている人達がいた。







祖母はその翌月、亡くなりました。








20年以上が経ち、


観た2本の映画。



「沈まぬ太陽」 「クライマーズ・ハイ」







この事故は、


あまりにも多くの人間の人生を変えてしまいました。





そして、


変えさせたのもまた、人間。







この世の中の不条理さを感じずにいられません。