スポーツマン脳 | 倦怠期フライドチキン

スポーツマン脳

今日は仕事でスポーツクラブ関連の会議に出席してきました。



まぁ、あの、


なんていいますか・・・




なんだかなぁ。(^^; って感じでした。



以前から思っていたことではあるんですが・・・



スポーツマン という人種は、独特の思考回路を

持っているものなんですね。




自分は、中学高校こそ部活でバスケやったりしてましたが、

社会人になってからはすっかりスポーツとは縁遠くなって

しまいまして(^^;



っていうか、団体競技が苦手なんですな。(^^;

だから1人でプール行って泳いだり、ジム行ってウエイトやったり

そんな方が好きでした。



なので、


僕は自分のことを、スポーツを「やる側の人間」と「やらない側の人間」の

両方の気持ちがわかると自分で思っています。


そんな自分から言わせていただくと、

この両者の間には、決定的に大きくて深い溝があります。



スポーツやるのが大好きな根っからのスポーツマンというのは、

「やらない側の人間」の心理というものがまるで解かっていないのです。


「ただのなまけモノ」ぐらいに考えているならまだいい方で、

軽蔑したり見下したり、「同じ人間とは思えない」くらいに考えている人も

中には居たりするのです。



身体を動かすことに快感を覚える人達にとっては、

運動をしないですむ、ということが信じられないようです。




「競技者」ならば別にそれでもいいのですが、


スポーツクラブの運営においてその考え方を持ち込まれちゃったりした日にゃあ

「おまいさん、そりゃあ上手くいくハズないよ。」

と思わずにはいられないのです。



スポーツをしない人、したがらない人にはそれなりの理由があって、

でも健康のために運動しなきゃいけないことは皆アタマでは解かっているのです。


そして、


そんな人でも、それぞれの体質や個性・コンディションに合わせた「適切な」トレーニングを

行えば、身体を動かすことに快感を感じる「やる側の人間」にコロッ と変身することは

可能なのです。



この 「適切な」 という部分を全く理解してない人間のまぁ多いこと多いこと・・・

どうしても経験論だけで物事を考えちゃうんですなー。




文部科学省が「スポーツ立国戦略」ということで一生懸命スポーツ人口を増やそうと

がんばっておられるみたいですが、


このような「スポーツマン脳」の持ち主だけで事を運ぼうとしているのだとしたら

「絶対コケるな。」と思いますですね。