こんにちは。Gonfoxです。
今日は三郎の子どもたちなどのことでも。
ジョニーとかVはともかくとして、実はストーリーの背景として、この物語を支えているのがソウルキラーを武器とした三郎の夢、つまり、「荒坂社の世界制覇」=日本を『太陽の帝国』とすることなわけです。
で、その三郎の夢(世界にとっては悪夢)に対する家族、特に父殺しをすることになった頼宣、そして、その兄妹たちの話が、分かると、ちょっと、2077のストーリーが深まるってことだと私は思います。分からなくてもゲームは面白いけど、それだと、頼宣がちょと可哀想w。では、彼の弁明も含めてw,三郎家族の紹介を。
<敬>
まず、三郎には頼宣の異母兄がいます。Kei敬です。1980年生まれ。
長男だから、当然、日本の伝統にのっとり、結局は荒坂社のCEOとなる位置にいます。
まあ、一言で言えば三郎の期待した長男。三郎も最も信頼し、敬も父に忠実。(頼宣はもちろん花子も三郎の野望には・・・なのに。)
ということは、上に書いた三郎の野望の本来の後継者ってことでもあります。(悪人w)
当然、裏切り者の頼信を殺すべしと三郎に言いますね。
「おぼちゃま」ではなく、行動力がある(頭でっかちでない)と自称するくらいで、北海道の社の軍事訓練所に行ったりとかして三郎に即禁止されても、、射撃とか格闘術なんかを隠れて訓練しようとしてたみたいです。まあ、この辺も軍人だった父ゆずりかも。上の肖像も昭和の帝国軍人ぽいよね。
20代(2000年代)にCEOとなり、(三郎が重要案件は採決していたとは言え)父の方法に忠実に従い、会社を運営していました。違いは三郎はほとんど東京から離れることなく指示をしていたのに対して、敬は世界中を走り回って、現地を見て指示していたことでしょうか。敬がアメリカ人と結婚しできた子供がMichiko美知子です。
で、すんなり荒坂を引き継いでいたら、2077の話は起こらないわけですが。
以前書いた第4次企業大戦。あの時にCEOになって、ドイツのIHAGに肩入れして大戦を招いたのが敬というわけです。三郎の野心を遂げるためなら、引くということを知らない敬。
勝てないことを悟った敬は、最後のプランとして最悪の事態が起ころうと荒坂財閥自体は残そうと画策します。(三郎の力があるから事とは言え、それは実現されましたので、結局は、勝利はできなかったが、愚かな君主ではなかった。)
戦いに破れ全てを失ったとき、船上で例の着物姿のSpiderやRougeたちに乗り込まれます。母国日本政府にさえ裏切られた荒坂。彼のルーツは武士であることを述べ、先祖と先祖が築いた全てを守るためには切腹するしかないと悟らされます。ソウルキラーをアップロードして、敬は死に、そして大戦は終わり、彼の名誉は守られました。(2023世界線は違いますあ今年ですねw)
<華子>
三郎の唯一の娘。
実は独学で学んだ、有能なネットランラー。(えーー!!)
そして、1999生まれだから、2077では、78歳(えーーーーーー!!!)
私は三郎が80代後半として、華子は50くらいかな?って思い込んでました。
ちなみに、三郎は・・・・・158歳w。華子は3人目の妻(こっちもややこしいが、同じく姪とおなじ名前のMichiko)との間にできた、80過ぎてからの子供だ。元気過ぎw.
金があれば、ほんとアンチエイジングできるんだw.トム=クルーズも異様に若いしね(^^;)
後に雉kiji閥のボス。
彼女は多くの人々の愛されや、社員からは美しく優しい人と言われている。
華子は、上の敬と反対に知的であり、それ故、三郎の野望には同意していなかった。
もちろん、父の自分に望むことは分かっており、それが自分にもたらすものを分かっていたが、それでも華子は父を愛していたし、父を不機嫌にはさせたくなかった。
三郎は最愛の妻Michikoが出産が元で亡くなったため、孫のような歳の華子がしごくお気に入りでもあった。それゆえ、華子を箱入り娘とした(頼信は東大にいったが、華子は家庭教師をつけて自宅から出されなかった)。大人となってからも厳重な警護をつけて月に1回くらいしか家をでないそうだ。まあ、それで、ネットの世界で旅することを覚えたとも言える。だが、それで、三郎が予期しなかったのが、三郎の恐ろしい真実の姿を気づいたのがネットだったということが皮肉だ。
なお、流石に、三郎は自分の望む結婚をさせようとして、華子も父を悲しませくはなかったが、父の死後は独身を通すってことを公言してる。
華子は、父に嫌われていた頼宣(彼とは母が同じMIchiko)と兄妹の深い絆を感じており、父に隠れて、頼宣とネットで連絡をしあっていた。
その点、異母兄の敬が華子が好きだったのに、華子は嫌いだったのと対象的だ。たぶん、母が違うというより、父生き写しの敬がどうしても好きになれなかったのだろう。
敬の葬儀にかこつけて、頼宣が三郎との寄りを戻す(ふり)ことをサポートして、とりなしたのはもちろん華子だ。敬の死後、自分のガードを中心に雉kiji閥を作っていく。まあ、派閥の長とはいえ、雉のメンバーが神輿に担いだだけの存在とも言えるが。というのも、この雉閥は(三郎と敬の計画を進める)直系の閥だと自認していたのだから。もちろん、頼宣があれ(三郎の正反対)だから担ぐとしたら華子しかいないからね。
で、ストーリが始まるわけだがあ、始めたばかりの序盤では、例のローディング画面で嫌というほど聞かされるw,空母「くじら」の入港だが、あれに三郎と華子(そしてボディガード織田)が乗ってて、レリックを盗んだ頼宣に最後の宣告をしにやってきてたわけだ。そうだったのかw。
そんな、空母って太平洋を悠長に渡ってたらレリックを取り戻せないだろうw.と突っ込める。
華子は頼宣に話そう、あるいは父と一緒に頼宣に話そうと提案したが、却下されている。
こっからがゲームだが、父殺しを分かっていたと思うが、頼宣についた発言をしている。まあ、父殺しを良いとは思ってはいないが、頼信としては、しかたなかったということも半分はあったと思う。ゲーム中では、竹村に真実を告げられ、受け入れてないようだが、目撃者Vの話を聞く前にスマッシャーが突入してくるわけだがね。私的には聡明な彼女は証人がいなくても真実は十分に分かっていたはずだと思う。(ルートによっては後にそうVに言うけどね)
まあ、ゲームのご都合主義に文句をいっても仕方ないが、毒殺と頼宣が言ってるけど検死したら、絞殺即バレだしw。そんな絞める時間があるのは頼宣しかおらんやろ!
しかしなあ、華子ヘルプルートを選択すると、あの結末は・・・・・兄妹愛より、父への愛というか、家=企業の存続を取ったとしか・・・・・
だが、華子の提案をければ、戦闘でこの方はお亡くなりに・・・
<頼宣>
この人、初見じゃ、どうみても雑魚のチンピラw.
声もそうだし、顔も貧相。どう見ても父のオーラがない。てか、一番のオーラ持ちは華子ダントツw。
が、実は、ジョニーがテロリストとすれば、彼はレベリオン反逆者!!!
ジョニーなんぞは、最初から巨像に歯向かうアリだけど、エンディングによっては頼宣は成功、または成功一歩手前に行くんだから、こっちがヒーロだろうというのが真実!!
実際、「頼信はヒーロ」ってYoutube動画がありますよ。※
では、それはともかく、ストーリーの裏の主人公とも言うべき、このひとのことを。
まず、歳ですけど、やはり82歳w。
いや、いいかげん会社譲れよって三郎に言いたいわな。
で、なんと東大出の秀才。某自動車メーカーと同じで、世界企業だと世襲でも実は頭も優秀。
だが、東大卒業の21のとき、三郎が最高秘密の部屋に案内して、ソウルキラーを誇って説明したとき、敬が称賛したのとは違い、沈黙していた。もちろん、「これは・・・」と疑問に思ったわけ。そして、「もう、こんなことは止めて。」そして、「華子を巻き込まないで。」って父に懇願したんだ。もちろん、聞く耳を三郎が持つはずもないが。
25になったとき、頼信は父を離れて、東京で暴走族『鋼鉄の龍』SteelDradon(暴走族といっても私達の世界線の暴走族とはちがってむしろゲーム中のノマドに近い感じだけどね)を結成し、荒坂の企みを暴露しようと画策した。もちろん、巨像に対するアリであったが。それで頼信は国内だけではダメだとみて、世界中にシンパを作ることに重点を移す。そこが、しょせんロック歌手のジョニーとは器の違うところw.ゆっくりではあったが、着実にはその勢力を増やしていた。
第4次企業大戦の時、さすがにMiliteck側にはつかなかったが、荒坂を裏切った日本政府に情報をながしている。
この辺が、ばればれで、三郎がゲーム中、「ずっと、お前にやってきたことには、目をつむってきたが・・・」みたいなことを言う背景だね。
そして、頼信は、従来の失敗に寄って学んだわけだ。
『外からの攻撃では荒坂は破壊できない。内側からしか。』
それで、敬の死を機会に三郎に頭を下げたわけだ。
そして、自分の命令を聞く、部下をあつめ鷹閥を作っていく。
なんのかんのという経過はあろうとも、日本の伝統、男子優先の相続を三郎は選択せざるを得ず、頼信は荒坂帝国の継承者ということになる。父が死ねば実現する。
そして父殺しを実行し、後継者となった頼信は、ゲームのVの進行と同時に、実際、福岡、北九州の施設を閉鎖し父のプロジェクトをなきものにしようとしていた。
そして、・・・・・ナイトシティの荒坂タワーで緊急重役会議を招集して、彼の兵により、他派閥の中心人物を捕獲するとともに、他の派閥を各地の本部で殲滅すべく動いている。
で、もちろん、この結末はVの取るルートで決まるわけだね。
はい、頼信のこと知ってると・・・・ちょっと、選択迷うね。善人プレイって俺やってるつもりだったんだけど。実は善人は頼信じゃないか・・・・・※
※でも、冷静に考えれば、ヒーロってのは言い過ぎだと思う。しょぼい雑魚キャラと思っていたらそうではなかったという驚きで、そう(頼宣善人説あるいはヒーロ説)も思いたくなるが、そもそも2077の世界には善人は存在しない(しえない)という前提だ。頼宣は敬と同じく、武力の信奉者ってだけに過ぎず、結局は、倫理的にソウルキラーを排除したのではなく、かったるいネットでのソウルキラーなんぞ使わずとも、軍事力で世界を征服できるってのが、頼宣の考えだと思う。その点、死が近づいてきて、ソウルキラーに入れ込まざるを得なくなったとは言え、三郎はネットはもちろん、武力すら至高の解決手段とは思っていない。彼はバンクつまりは金の力こそ、源泉であり、武力やネットは、それで足りない部分の補完としか思っていないところがある。三郎は、目的のために冷徹に手段を選ばない者であって、頼宣の武力単細胞とは違うと思う。ゲーム上はどうなるかは知らないが、頼宣勝利ルートの世界線はArasakaが結局、自滅するようじ思えてならないのだが。三郎にはあった、アメリカに復讐するというような力の源泉、原動力がそもそも、頼宣には欠けている。私は、「父への反抗」ってのが、結局は父暗殺までいたる、乗っ取りの原動力であり、その後になにも、テンションを保つものがないと思うのだが。
<Michiko>
ついでに三郎の妻の方の方。
三郎は鬼みたいな、人だけど、ぞっこんだったみたいで、亡くなった後は独身でした。80超えだけど70年独身を貫くって、愛妻家だった(いや3度めの妻だからそうでない。)というより、やっと望む妻とめぐり逢えたってことなんだろう。
つつましやかな、知的な京都女性ってことなんでしょう。
華子を産んで、それが元で亡くなったかた。
<Michiko美知子>
こっちは漢字も判明な、敬の娘。上の同姓同名と違いすぎるだろうw.
ちょっと、怖いすね。まあ、アメリカン人が母だから、そういうことで。
敬を継ぎ、鳩閥の長。
アメリカ人の母を持ってることもあって、第4次企業大戦の後は新合衆国の方についている。
まあ、敬の娘ということで狙われるということもあったが、三郎にも隠している。さすがに、帝国軍人の三郎にアメリカ人との混血の娘がいるとは言い出せなかったんだろうね。
まあ、例のナイトシティ核爆発の濡れ衣で、大変な目に会い、大統領にも謝罪しにいったみたい。可哀想。
で、びっくりなのは、18過ぎてのデート相手があの・・・・スマッシャーw。
そりゃ、合うは。お前の人相ならw
大学はスタンフォード大学で、犯罪学専攻。3年生で会社を起業。探偵会社ね。実は、本当の姿は荒坂社の合衆国での活動のリサーチ。
それでも、一応は、三郎の家系ということで、荒坂社員の中で、リベラル派が少数だけどついてきて、鳩閥をつくってました。
そんなことだから、当然、頼信のクーデターを支持しますよ。
なお、ゲームクリエイターによると、彼女はマンガの銃夢GUNMUのアリータ(ガリィ)のイメージとのことです。なるほど、そういや、この顔なら機甲術と合ってる気がする、めっちゃ強そうだ、この人。