第九を聴いていて、

尊敬する二人の先生について思いついたこと。


苦難の対処の仕方。


ベートーヴェン先生は大きな苦難があると、

それが致命的なものであるかのようにのた打ち回り、

「クソったれ!」と悪態をつきながら立ち向かい、征服していく。


思い込みがすごく激しい。

だけど生きるための答えを激しく求めていく様子や、

その捨て身の姿勢が、

聴く人の心の防衛線を簡単に破壊して、

音楽がずんずん心に響いてくる。



特に第九は、その過程を描写した曲だと思いました。

聴いていて、体の芯に力が入る心持ちがします。


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シベリウス先生は大きな苦難があると

ぐっとこらえて咀嚼して、自分を大きくする種にする感じ。

外に出てくるものは、いつも穏やかな風のような自分。

きっと鬱になりそうになる自分と長い時間をかけて戦って、

自分を見つめ抜いて出した答えなのだと思いました。


特に後期交響曲などは穏やかさMAXです。

たまに鬱入りますが。

聴いていて、深くて大きなものに抱かれるような心持ちがします。




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