時々、無性に寂しくなる。

孤独感を感じることがある。


意欲的に取り組んだり、

前向きに失敗も肥やしにしていこうと考える自分が、

本当は演技で、

本当の自分が不安を感じないために

そう思い込んでいるだけなのかもしれない。


取り残された自分は、どうなるんだろうか。


漠然とした不安が拭い去れないとき、

この曲を聴きます。


自分などよりもっと孤独な人の絶叫。



絶叫したところで、自分が発したものと同じものが人に伝播することは無い。

絶望は、個人的なもの。

それでも叫ぶ。

誰かに理解されるかどうかではない。

そうするしかないから。


耳を傾ける人を引きずりこまんばかりに絶叫して、

ぽっかりと抜け殻のような自分だけが残って。


長い長いため息をついて、

世界をうつろな目で眺める。


世界は美しい。


だけどそこに僕は居ない。


そのことに身をよじるほどに悶えて、

最後には世界に関わることを諦めて、浅い呼吸を繰り返す。

息をするのも億劫になって、線香花火みたいな魂だけが残り、やがて薄く消えてなくなっていく。



静寂。


最後の最後に、また叫ぶ。

だけど、

僕が居たこと、

忘れないでください。

さようなら。





クックさんブラボー。

なけた。


だけどこの曲聴くと鬱モードから回復するの大変です。


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