ちょいと前のニュースですが、気になった記事があったので、ネタとして引っ張ります。

★徳川将軍、お好みは細面…歴代正室は逆三角形顔


時は江戸時代末期の幕末

第13代将軍・徳川家定は、心身ともにアレだったせいか、生涯にわたって子供をもうけませんでした。しかし、都合4度の正室を迎えています。

最初と二度目の妻は、どちらも早くに若死にしてしまいました。

それから6年後、三度目の結婚話が持ち上がるのですが、その時に将軍・家定は、このような注文をつけたと言われています。

「祖母のような人がいい」

「祖母」というのは、家定にとっては祖父にあたる第11代将軍・家斉の正室だった茂姫(もちひめ)のこと。

茂姫は体が丈夫だったので、「祖母のような人がいい」とは「3代目の正室は長生きするような元気で丈夫な人がいい」というご意向を意味します。


ところでこの茂姫、実は薩摩藩(鹿児島県)の出身

なので「祖母のような人がいい」は、「茂姫の血筋である薩摩藩の姫から嫁を選ぼう」という流れになりました。

ちなみに、茂姫は、「第3代将軍・家光が誕生した時」以来、久しぶりに「正室が男子を産んだ」というメデタイ女性だったので、幕府にとっても今後の吉兆を卜う願掛けのような嫁探しの意味合いとなりました。

そこで白羽の矢が立てられたのが、才気があって元気のいい、島津家の分家に生まれた島津一子(かずこ)

彼女は紆余曲折がありながらも、家定の三代目の嫁となり、後に「篤姫」として歴史に名を残すことになるのでした。


で、冒頭で紹介した記事の、この部分。

-------- 以下引用------------------------
正室の頭骨のサイズは江戸庶民や現代の女性とほぼ同じだが、〈1〉逆三角形型〈2〉顔が細長い〈3〉鼻筋が狭く高い――などの「貴族的特徴」があった。増上寺の徳川家墓所調査(1958~60年)の報告書でも、6代、11代家斉13代、14代家茂の正室4人が同じ特徴だった
------------------------引用以上-------- 

11代・家斉の正室の「茂姫」と、13代・家定の正室の「篤姫」は、特徴がよく似た頭骨だったそうですが、それは「島津の血」ということだったんでしょうか・・・・?

どうせだったら、このお2人については「貴族的特徴」なんていうわけ分からん言葉で片付けず、他にも共通点を探して欲しかったなぁ・・・・!

と呟きたかっただけの日記なのでしたー。

読者登録してね