分散投資とよく言われますが
株はその分散の一部です
普通、資産家は
株などのリスク資産と
債権、金などのリスクオフ資産
とに分散してます
大きな枠組みの中では
株の分散はその狭義と言えます
ここでは
一般的な株の分散
庶民的なお金の分散を語ります
株の分散は
いくつかの銘柄に分けて
投資をすることで
リスクを分散する意味があります
集中投資に比べて
効率は悪いですが
当たり外れに左右されない
メリットがあると言えますね
今は
オールカントリーなど
世界に分散する投資が流行りと
なっています
これもまた分散です
国内株式の銘柄分散と違い
海外の国別に分散する
という考え方ですね
これに加え
実際に一般庶民の
お金の分散
という視点もあります
全てを株に投資するのではなく
銀行預金、積立て投信、個別株
というように分けること
これは普通に
理解できると思われます
いざ!って時の為のお金
これはすぐに入り用ですから
売りたくない株を売却して
都合するのは得策ではないです
最寄りの銀行に預金しますね
積立て投信は
近い将来に確実に必要なお金
例えば学資とか
住宅や車購入予定などなど
今は老後資金としての
長いスパンでの貯蓄傾向が
強いようです
個別株への投資は
利益が出たら好きな物を買う
旅行資金にする
遊興費を稼ぐ目的です
株への投資を
単に利益稼ぎとする前に
お金を振り分ける理由を
考えるのが先です
漠然と金儲け!ではなく
その人の収入や
家庭家族の状況状態
家計や資金の大小
などを考慮して考えるべきです
そこが基準であり
基礎の土台となります
色んな株の本が出てますが
ほとんどの本は
如何に儲けるか?が主体
そして
そのほとんどが成功話ですね
でも
そんな人は極一部で
失敗して退場して行った人の方が
遥かに多いのが現実です
一般的には
株への投資は狭義での
お金の分散の一部です
そこに全力!というのは
如何にリスクが高いか?の
裏返しにもなりますね
分散する目的は
損をした時の被害の分散
相反する物を同時に持つことで
一方が下がっても
片方は上がってる
という意味です
言わば
ローリスク・ローリターン
だからこそ
長く続けられる
考え方の順番は
正しく行わないといけません
主体はあくまで自分です
自分のお金事情が基本で
基準となります
そこから
順番に考えて行かないと
間違った方向へ進んでしまう
無理、無駄、むら
を
防ぐのか分散のメリットです
それを活かす為には
今ある自分の
お金事情を把握するのが先です
銘柄分散とは
業種を分けるのが基本です
五大商社に分散した!とか
たまに聞きますが
それは分散ではありません
値動きが同じになりますからね
1つがダメになれば
全部ダメ!では意味を成しません
集中投資になってますよね
相反する動きの物
例えば
景気敏感株とディフェンシブ
円安メリット株と円高メリット株
のように、です
メリットを活かそうとすれば
デメリットも生まれます
デメリットを防ごうとすれば
メリットを消すことにもなります
二兎を追う者は一兎も得ず
どちらかを活かすなら
どちらかは捨てるべき
捨てることを許容しなければ
何も得られない
と
いうことです
分散とは結局はそういうこと
なんですよ
以上のことを頭に入れて
ご自身で考えてみてください