その売買が良かったのか
悪かったのか
その判断を結果で決めるのが
人間の心理

利益が出たから良かった
損失になったから悪かった
そう思ってしまうのは
仕方ないこと

しかし
同じやり方考え方でしても
結果が全て同じではありません
それが株の売買であり
株には公式がない由縁です

結果だけで
良し悪しを決めてしまうと
やり方考え方は一定しません
堂々巡りの藪の中
試行錯誤の上に
もう何が何やらわからなくなる

例えば
算数や数字の問題では
答えさえ合えば◯
という問題ばかりじゃない
2+6と6+2は
答えはどちらも8となり
正解!となりますが
その式の意味合いは違いますね
2あるところに6を足すのか
6あるところに2を足すのかは
結果は同じでも
論理的にはハッキリ違います

何が言いたいか、というと
やり方考え方を一定にすると
良い結果と悪い結果が出ます
やり方考え方通りにして
悪い結果になっても
それを許容しないと
自分の手法は永遠の夢
なってしまうのです
結果は悪かったけど
やり方考え方は正しかった
することも必要なんです

株にはルール通りにやっても
損失になることもあるんです
要は
トータルで利益が出ればいいわけ
何も全勝する必要はない

トータルで勝てるやり方考え方を
見つけることが主題です
また
そうでなければ
やり方は一定しないし
考え方も右往左往となり
何も決められなくなりますね
常に霧の中状態で
成績も浮き沈みが激しくなります

心理的には全勝が望ましい
でも
相場で勝つには
悪い結果も受け入れないと
いけません
損失で終わった
しかし
やり方通り考え方通りにした
なら
それでヨシとする
損切り推奨派にも
一理はあるんですね

私も損切りは大嫌いですが
これ
やらないと資金が保ちません😅
相場は日々刻々と変化します
柔軟に対応することも
時には必要です

今朝の新聞に
ギャンブル依存症の記事が出てました
大谷選手の通訳の事件で
注目されているようです
心理的な面からは
勝った時の味が忘れられない
負けても取り返せると信じてる
取り返そうと賭け金が増える
ギャンブルでは勝てないと悟らない
泥沼に嵌まり込むのは
大抵はこの考えです

株をギャンブルにしては
いけません
運否天賦がギャンブル
勝つロジックが無いんです
勝つ為のやり方考え方が
大事なのは
そういうことです
一定にしてトータル勝ちする
それが自分の手法なんですね
結果が全てではなく
個々の売買では負けることも
許容しないと自分の手法は
見つけられません