「よっちゃんの株式投資」の管理人であるよっちゃんさんからリクエストを受けたので早速w

株を点でなく線で捉える、というのは競馬から学んだことなんです。
勝馬予想をする際は、そのレースに限ってとなるのが当たり前。穴狙いの私は人気のない、けれど番狂わせがありそうな馬を買うことが多かったんです。
が、そんな番狂わせはしょっちゅうないです。
ハズレばかり。
て、次に出走の時には前回買ってダメだった馬なんぞは真っ先に切り捨てます。
ところがある時、そのダメ馬が大駆け一発大穴をあける激走を演じたんですよ。
あ〜俺が買った時にやれよ!と怒り心頭でした。
で、およ?こういう時々穴をあける馬を買い続ければ、いつか万馬券取れるよな。。と。
それを応用したのが、株を線で追うなんです。

競馬はスタート位置が決まってます。
みんな一斉に走り出します。
が、株はいつでも自分の好きな位置からスタートできますね。
ゴールも同じです。決めるのは自分ですね。
買う時期も買値も自分で決められるし、売る時期も売値も自分で決められます。
競馬はあかんね。
走り出してから馬券は買えないw
4コーナー手前で、はい!ここで終わり〜!とはやれないww
で、レース後に、今の続きやってよ!とか、たのむからもう一回走ってやり直して!とかはない。
株はエンドレスだからそれがやれるんですね。

競馬と聞くとギャンブル。株をやってると言えば高尚な趣味、なんて返ってくる。
人のイメージはそうなるみたいだが、私から見ればやり方次第でギャンブルにもなれば資産運用にもなると感じるんです。
何事も、自己管理と資金管理ができない人はギャンブルになり、しっかりできる人は運用になるんです。

一時期、本気で競馬で食って行こうと考えました。
面白いように当たって競馬なんて簡単じゃん、って思えたんですね。
ところが、当たらなくなると、どれをどう買おうがサッパリ当たらない。
がちがち一番人気が着外に消えて行くんですからもうどうしようもないですよ。
あかん、競馬なんてアテにならんわ。
で、あきらめましたw
それでも、ちゃんと競馬で食っている人がいたんです。

質素ですよ〜もちろん独身です。
競馬新聞なんて買いません。
捨てられた競馬新聞を拾い、自分で切り取って次回のために作るんですよ。
儲からなければ帰りは徒歩です。
何キロも歩いて帰るんです。
ボロアパートにひとりカップ麺の食事です。
でもその人、俺は幸せだよ、好きな競馬で生きているんだからな。と言うんです。

株はお金持ちになるためにやってました。
お金があれば贅沢できるしいい暮らしができる。
でも、お金さえあれば幸せか?と疑問が湧きましたね。
必死にお金儲けに苦労しても足るということを知らなければキリがない。
どこかに幸せの線引きをしなければただの餓鬼。
質素な競馬野郎の方が偉く思えます。

私が競馬をやり始めた時は全くその知識がありませんでした。
新聞を買っても書いてあることの意味はサッパリ。
でも買わないと何もデータがないですから、マークシートへの記入もできない。
宝塚記念は阪神で良いのですよね?と
隣にいた見知らぬ人に聞いたぐらいでしたからw
厩舎情報を読んでも知らない競馬用語が出てくるし、追い切り情報を読んでも数字を見てもいいんだか悪いんだかw
ただ新聞にあるしるしだけを頼りに買ってました。
ところが、半年もわけわからずも読み続けると、あら不思議〜だんだんわかるようになる。
前後のつながりからなんとなくニュアンスがおぼろげに浮かんでくる。
1年もするとほとんど理解できてしまうんですよ。
説明しろ!と言われれば無理ですが、競馬予想に支障がなければ細かいことなんていいんです。

私は株も同じだと思います。
株の講師をするわけじゃないし、証券用語だのなんだのを事細かに説明できなくてもいいんです。
FOMCってなによ、って聞かれても
え〜と、ふぃられるであ、、なんだっけ、あ、おーぷん、、マーケットなんとか!くらいですw
連邦公開市場委員会って即座に答えたら株で勝てるの?ってことですわ。
で、そう答えたら、それってなに?とまた質問やんw
あのな、興味があるなら自分でググれや!ってなりますよね。

競馬で必勝法がある。と友人に聞かされました。
データから、3レースに1度は一番人気が1着になる。だから2レース続けて1番人気が1着に来なければ次は勝負!仮にそこでも来なければ次は大勝負!みたいな手法。
で、これを考えた人は、実は元証券マン。
競馬から株へ行く人もあれば、株から競馬に行く人もいるんですね。

競馬から学んだことも多々あります。
私にとっては稼げない世界でしたが、趣味としては続けています。
トータルで、たぶん、レクサス1台分は消えたと思いますがw
だから今は小遣いで100円流し。
今日のスプリングSの出費は1800円です。
競馬は拝観料を払って楽しく見るもの。
それを悟ったことが大きいですね。

色々な経験は無駄ではありません。
その経験を活かさないから無駄に思えるだけなんです。