只今、釧路から標津までのバスの中。
車酔いしそうなので本も読めず、若干の時間を持て余しております。そこで小咄をお1つ。
北海道にはアイヌ語に由来を持つ地名が多いです。しかも、それは固有名詞ではなく、「鳥の多いところ」のようにその場所の特徴を表した言葉が現在の地名になっています。
そのため、全然違う場所で同じ地名ということが北海道では良くあるのです。
例えば、私が今向かっている標津(しべつ)。これも同じ地名が別の場所にあります。
それは、先週私は天塩川をカヌーしましたが、そのスタート地点です。ただし、こちらは同じ「しべつ」でも、漢字がことなり「士別」と書きます。(意味はわかりませんが…)
漢字を見ればどちらの「しべつ」かわかるのですが、会話ではわかりません。
例えば、
「出身はどこですか?」
「しべつです。」
と言われた場合、どちらかわかりません。
北海道の人はどうしているのか?
「標津」の方を「ねむろしべつ」といい、「しべつ」の方を「さむらいしべつ」と言って使い分けているのです。前者は管轄する行政単位から、後者はその漢字からそう言われているのです。
北海道の人と話すときに、これを知っていると「北海道のこと知ってるな」と思われるかもしれません。