2026年3月2日の相場概況
日経平均
5営業日ぶりに大幅反落。
終値は前週末比793円安の58,057円。
朝方は一時1,500円近く下落し、57,000円台前半まで突っ込む場面も。
➡ 先週まで史上最高値を更新し続けていた反動もあり、利益確定売りが加速した形。
➡ 下値は10日移動平均線付近で踏みとどまっており、トレンドが崩れたわけではないけれど、
当面はボラティリティが高い状態が続きそう。
為替(ドル円)
有事のドル買いと円安が同時進行。
1ドル=157円台半ばまで円安が進む。
➡ 中東での軍事衝突を受けて原油価格が急騰。
エネルギー輸入国である日本にとっては、貿易赤字拡大への懸念から「円売り」の圧力が強まっている。
➡ 一方で「リスク回避の円買い」も交錯しており、方向感を探る神経質な動き。
アメリカ株
指数ともに反落し、調整局面へ。
NYダウは前週末比521ドル安の48,977ドル。
ナスダックも210ポイント安の22,668。
➡ AI関連銘柄への過熱感から利益確定売りが出ていたところへ、地政学リスクが直撃。
➡ 原油高によるインフレ再燃懸念が、利下げ期待に水を差している状況。
世界の情勢
中東情勢が極めて深刻な局面に。
米国とイスラエルによるイランへの空爆開始が報じられ、最高指導者の死去という衝撃的なニュースも。
➡ ホルムズ海峡が事実上の封鎖状態に。世界の原油供給の約20%が停滞するリスクが現実味を帯びてきた。
➡ 原油価格(北海ブレント)は1バレル=90ドルを伺う勢い。
日本国内でもガソリン代や電気代への転嫁が避けられない見通し。


