先の安居寺から東北東、車で約30分ほどの山中に、隠尾八幡宮という小社が鎮座まします。境内に入って目立つのは巨木が多いことです。なかでも本殿背後の3本の大杉はひときわ見事です。その根元は少し小山になっていますが、伝によりますと、この小山こそ長慶天皇陵とのことです。

この神社を西に降りていきますと、井波です。現代では、国道156号線で五箇山経由で飛騨に抜けることができます。井波よりやや西の城端からも、国道403号線で五箇山に出ることができます。次回で紹介しますが、五箇山にも長慶天皇陵と伝わる所があります。宗良親王は越中より信濃に移りますが、そのルートを示してくれているようです。