「水曜どうでしょう」は相変わらず面白い。だが、やはり昔の方が良いかな?
「アラスカ」とか「ユーコン」が好き。
流れで「マッスルボディーは傷つかない」のメイキングDVDに手が伸びかけたが、新説の続きを報告する事とする。
私の新説を裏付けるような出来事が起こった所からの続きである。
それはまたもや友人の奇声から始まった。
聞きなれた「ヒットー」の後に「デケー!」「切れる!」と続く。
付き合いもあるので渋々近づいてみると、ロットが折れそうなほどしなっている。
きっと根掛りだ。ポイントの地形を何回かのキャストで頭に畳み込まない奴は
ただただルアーをロストするばかりだ。これだから素人は困る。
なにこのCG! メジャーがずれてしまったが、92センチ、7キロのCGだ。
一部始終を見守っていた散歩中のおじさんが「凄いね~こんなのいるんだ。写真撮ってもいい?」と話しかけてくる。
私は「写真?どうぞどうぞCGですけど」と笑顔で答える。
知らない人とのなにげない交流も楽しみの一つだ。大切にしたい。
そして、なぜこれがCG説を裏付けるのか?それは私がこんな魚を見たことが無いからである。
よく見てほしい。
この丸々とした巨体と鯉にしては下につきすぎている目。
おそらく魚の事などまったく知らないバイトの女の子が「おなかプクッと丸くして、目はタレ目がかわいくない?」
などと言いながらキャピキャピ作ったCGなのだろう。
この魚で足が付いたとは言えないだろうか?
そして友人が言った「ここのポイントでやってみろよ」・・・・・・・
冗談ではない、CGだと判っていてもプライドがある。おいそれとCGが釣れる場所をお情けで頂く事は
アングラーとしてのプライドが許さない。
とりあえず、友人に15メートルほど近づき釣り再開。
キャストも風上の友人側を果敢に攻めてみる。しかし条件が悪すぎる。強風でルアーが飛ばない。
ここは素早い判断で友人の10メートル風上に場所移動。そして風下に的確なキャスト。
そして・・・・・「ヒットー!!!」
友人の声が薄日の差した7月の空に響き渡る。
ボラ・・・・・・のCG
38センチのシーバス
さらに写真はないが35センチのシーバスと40センチのシーバスが連発。釣爆だ。
釣爆CGだ。
ここまで書き進めてしまった以上、あえて言おうCGであると。
そして私は友人にウィスパーボイスで囁いてみた。
「そろそろ帰る?」
車に戻る途中、若者がおそらくはシーバス狙いであろう、釣りをしていた。
「釣れませんよ。だってC・・・・・」 フッ、余計なお世話か・・・・・
「がんばれよ」若者の背中につぶやき、私は帰路についた。
本日7月23日現在、いまだにCGは釣れず。
計6匹を釣上げた他、多数のばらしの為、助手席で満足げな寝息をたてる友人の姿を見れただけで良しとしよう。
「CG説」を信じるか信じないかは貴方しだい。
まだまだ書き足りない事は多々あるがこの辺で終わることとする。
ほわっとした結末で書き逃げする訳ではない。
犬の散歩の時間だからである。
なお「お前の腕が悪いからだろ?」等の核心を突く書き込みがあった場合は一切を無視することとする。
長々と読んでいただいた方がいるのであればありがとうございました。
そして何かとすいませんでした。