心に残ることば | Gonちゃんの玉手箱

心に残ることば

フリージャーナリストの音田昌子さんが毎月書かれているのを好きで必ず読んでいます。 とっても、素敵なことが書かれていたのでちょっと紹介しておきます。


「百花春至為誰開」(ひゃっかはるいたってたがためにひらく)

今年ほど、春の訪れが待たれた年はない。私たちはその復興ぶりを遠方からただ見守るしかなかったが、あの東日本大震災から一年が過ぎて、かすかな希望の灯りが見えてきたような気がする。


「百花春至為誰開」長かった冬が去り、待ちわびた春が訪れれば、野山には様々な花が咲き乱れる。でも、美しく咲いている花たちは、決して春の訪れを知らせようと咲いているわけではないし、誰かのために咲くわけでもない。花はその生命のままに無心に咲き、無心に散っていく。誰のためでもなく、与えられた場所でありのままに精一杯咲いている。


それにひきかえ、人間はとかくあれこれと思いわずらい「ああしたい」とか「こうなるといいな」などと欲をだし、思いどおりにならないと不平不満を抱きがちだ。でも花をみてごらん。花はただ無心に咲いているだけなのに、それぞれの色や形で野山を彩りね人間の心を慰め、励ましてくれているではないか。人間もかくありたいものだ。

わずか七文字の中に、こんな意味が込められているという。