三時間男 来店
久々の来店である。
お客さんが数人店舗の中にいらっしゃいました。そしてレジの周りには3人のお客様がいらっしゃり、私は一人であたふたとしておりました。
1人のお客様の会計をしている時に、周りを見渡してみると、いるではないか・・・・。
久々の三時間男! さぁ、長い時間が始まると思いきや、
「ちゃんとできちょる?」 「・・・・・・」 えっ?俺に言ってるの? 何か話しかけられている。 私は、お客様の会計を終わらせ、少々お待ち下さい。と別のお客様に・・・・・。 すると、三時間男は「字体と色が・・・・」「えっ?」また何か言っている。 私は三時間男に少々お待ち下さい。と言った。 彼は待つ気がないそぶりだったが、とりあえず待ってくれた。
いよいよ彼の番です。「お待たせしました。」「何か?」というと、「頼んでいた物・・・・」
私は「は??」「・・・・」 先日我が社の女の子が頼まれていたらしい商品を取りに来たということらしい。
「ネームはちゃんと出来ているでしょうか?」
私は、彼の名前すら知らないので「誠にすみません、お名前を教えていただけますか?」 「○○です。」 {へぇ?そんな名前だったんだ。}と心で想い、伝票を調べるとありました。
「はい、これですね。」と、商品を出した。すると袋から商品を取り出し、ネームをチェックし始めた。 「あれ?会社名が違う。」先日、ようやく突き止めた仕事先と違っていた。仕事が変わったのだ。それでしばらく見なかったのか??などといろいろ想像しながら、「○○○円になります。」
すると、彼は、お金を払うのかと思いきや、そのシャツを着始めたではないか?
私は、別のお客様を待たしているので、「すみません、お会計をお願いします。」
というと、彼は鏡のあるドレッシングルームへ自分の姿を映しに行った。
私は、あきらめ、別のお客様の処理を先にする事にした。
全部のお客様が帰られ、彼を相手することにした。「良かったですか?」
「・・・・・・」無言である。
「では、○○○円頂戴いたします。」というと、レジ台の上に、商品をおき、財布を取り出した。私は、その商品をたたんで袋に入れた。
「ありがとうございました。」というと、何かぶつぶつ言っている。「あの~、何か?」と聞き返すと、「領収書」という。「領収ですか?」「うなづく」「どちら様でお書きすればよろしいですか?」と聞くと、今買ったシャツを指をさした。
「はい、○○○○様でよろしいですね。」というと、大きくうなづいたので、領収書を作ってお渡しした。
「ありがとうございました」
それから、三分後ぐらいに「あのー、領収書の名前を書かないでほしい。」と言われた。「・・・・・・」 はい、わかりました。と言って名前欄を空白にして引き換えしようとしたら、やっぱりいいや。という。 えっ??
長くなりそうなので、両方差し上げますので、お好きなほうをお使い下さい。と顔は笑顔でお答えをしました。
彼が帰って、伝票を整理していると、彼の商品の伝票が3枚あった。そこに書いてあったのは、サイズの変更・ネームの字体変更・ネームの色など、斜線を引き、訂正した上にまた斜線。 やっぱり・・・・と思いながら、彼の注文を担当した女の子から事情を聞いたら、一日に何度も変更があったと言う。来店三回、電話での変更二回だそうだ。
お買い上げ、いつも誠にありがとうございます。