わざわざ、訪ねてきてくれた。
俺よりも数倍大きく成長した彼だったが、小学生のときのイメージのまま成長していた。身体だけ大きく大きく成長した彼は、突然現れたのだった。
二月に鎌倉で演奏したときに、彼は足の靭帯を切っており、演奏会に参加できなかったのだった。そのことが彼にとって悔いが残っていたのだと言う。
そして、重大な話があるものだといろいろい聞き出してみようと試みたのだが・・・・
たいした話は無かった。がしかし、彼の中できっと何かが変ってくれるだろうと信じながら今日、たくさん話をした。
無口な彼とこんなに話をしたことは初めてであった。そして初めて彼の頭の中を見れたような気がした。彼は、人と話しをすることがめんどくさくなることがある。いろいろ聞かれて、質問されて、それに対して口下手な彼は返答することがめんどくさいと感じるようになっていたのだ。そんな彼がだんだん理解できるようになってきたとき、彼のほうから彼女の話をしてきた。「・・・・・・・・・・。」「だから、とっても、す・・・・・なんです。」と言う話であった。
まったくめんどくさくなく、ましてや、うれしくてうれしくて・・・・・・・。そんな風にも思えた。
朝、11時に朝食を食べ、12時に山賊で山賊むすび・山賊焼き・山賊そば・刺身こんにゃく・山賊ぎょうざを食べた。
15時30分、広島のおこのみ村でお好み焼きを食べた。さすがに私は食べられなかった。彼が私の肉ダブル、そば入りお好み焼きを食べてくれた。
腹いっぱいで、広島駅で別れた。
きっと、元気でやってくれると思う。
わざわざ、逢いに来てくれて本当にうれしかった。ありがとう。
がんばれよ。

