美加が・・・
帰ってきた。
彼女が高校二年生のころ、反抗期なのか、わがままなのか、大人になりきれない子供だった。
ある練習の日、携帯電話を片手に太鼓の練習。
携帯が気になり練習どころではない。
担ぎ桶太鼓の練習をしようとしたとき、「こんな太鼓叩きたくない。」
この日以来彼女は山城太鼓に顔を出すことは無かったし、私も彼女を受け入れるつもりも無かった。 そんな彼女が昨日、真っ暗な駐車場で私のことを待っていた。
「すみませんでした。」「私太鼓が大好きなんです。」「叩きたいのです。」
きっと、何年も悩んだ末のことだと思います。
「なんであんなことを言ったのか?なんで・・・・・」と声を詰まらせ、涙を流した美加を見たときに、これで彼女と大人の付き合いができるね。と確信しました。
この子は本当はとってもいい子なのです。という言葉をよく聴いたりしませんか?
彼女の高校時代、私に対して、社会に対して、親に対して、大人に対して、様々な思いを彼女がしたことだと思います。大人になりきれなかった彼女に首根っこを押さえつけてでも・・・・・と思ったこともたくさんありましたが、彼女の親ではないので、大人として彼女に教えてあげようと努力をしましたが、こんなことになり、もっと彼女にしてあげれることは・・・・。なんて考えたことがあったのですが・・・・。
まぁ、何はともあれ彼女は戻ってまいりました。
小学3年生からずーと親しんできた太鼓に!!!!
本当に、「美加お帰り」
皆は温かく迎えてくれただろう。よかったね。