水屋箪笥の木地が出来上がりました。
お造りした水屋タンスは、漆を塗って仕上げます。
白木の木地のままでも十分綺麗で格好が良いようにも思えます^^
本体の枠は、ヒノキの框組で造られています。
天板や裏板、棚板などは、杉を使っています。
金具は、古い箪笥の手打ちの鉄の金具を利用しています。
この出来上がった水屋は一度ばらして、漆を塗って、また組み立てます。
これまでにも、組み立てたり...バラしたり...の度に、一喜一憂する瞬間、いつもハラハラします。
鉋掛けした木地をサンドペーパー(紙ヤスリ)を当て、漆が染み込みやすいようにした、引出しとバラした建具などのパーツです。
同じようにペーパーを当てた扉と引戸と框
いよいよ、漆塗りの部屋では、天井から壁、建具、電球💡エアコン、、、、完璧ではないけれどすべて水拭きします。埃やチリが塗った漆に乗っかると苦労が多くなりますからね。
漆塗りは、研ぎなどもここでするので何回か掃除はすることになりますが。。。。
杉の板戸の奥が漆を乾かすムロです。
室の中は、天井や建具や壁の板を濡れタオルで湿して湿度を上げておきます。
白木の木地のままの所は、際に和紙を貼って、養生テープをしておきます。
生漆(きうるし)をたっぷり染み込ませて木地固めをします。
次は、漆を塗る前に、試し塗りをして見ます。
ここで塗っています。
動画を撮って説明している様子です。
この先、とても暇のかかる作業になりそうですね
大変そうですが、頑張ってもらうしかありません
お疲れ様です!!美味しいお菓子で一服してもらいました
最後まで御覧いただきありがとうございました🙇