小さな小箪笥 サイズ:巾370㎜×奥行250㎜×高さ375㎜

 お針箱のお直しの完成です。

 

 引出しや金具、横側の持ち手は、元の古いままを生かして、本体枠は新しく作り替えました。

 

 本体の枠は、経年にわたる木の縮みや傷みが大きく、修理はちょっと、難しいですねあせる。。。で、新しく作り替える事になりました。

 でき得る限り元の姿に、お使いしていた時のように変わらぬ愛着と、新鮮さを感じていただけたらと。。。職人(主人)さん頑張りましたうーん

 正面の引出しが、箪笥の枠よりまあるく出っ張っているし、何処から見ても角っこが丸くて、角ばっていません。

 引出しは面一、直角を好む、主人のありがちな箪笥とは違った仕様の小箪笥にすっかり感動してしまいましたニコニコ 

 

 小箪笥 お針箱のお直しが完成するまでの作業風景の一部です。

 ご覧いただけたらうれしいです。

 

古い引出しと小箪笥の本体の中のパーツ 桐とくわ

 洗って、金具を外した引出しと、引出しの棚板などを作るための桐材などです。

 

小箪笥の本体パーツ 組めるように刻んであります

 箪笥の本体枠周りや中の板。。これを組み立てます。

 

小箪笥の本体ができ

 箪笥の本体が出来ました。

 元の箪笥と同じように部材もほぼ同じです。

 からくりの細工も同じように付けて。

 箪笥の風合いも同じように仕上がったら良いなと、楽しみです。

 

箪笥の枠周りは角を丸く削っていますを

 カッチリと組み立てた枠周り。丸みがきれいで優しい感じです。

 

本体に逢うように引出しの外側をを削っています

 新しく出来上がった、引出しの無い箪笥に、今度は引出しを鉋で削って、箪笥にぴったり合うように調整します。

 あともう少しだ音譜 

 引出しを削っては、はめ込む、の繰り返しが続く、続く。。。

 

新しく作り替えた小箪笥のほんたいに引出しがぴったり納まりました

 ようやく全部の引出しが箪笥の中に納まりました。

 

 次は色付けです。

 が、、、、載せる写真が無い!

 本当に無い!!のですあせる

 そういえば、主人に近づけない、主人が寄せ付けないオーラが。。。。

 こういう時はそっとしておくほうが良いようです。

 

古い箪笥の引出しを生かして小箪笥せいさく

 。。。。。

 ここからは、写真があまりなくてすいません🙇

 

石灰で木の色を出して色をつけます

 色を付ける前に、石灰で木の色を出すのに試しを見ながら色々考えてやっているみたい。。。。

 

元の横板を参考に箪笥本体枠周りの色付け完成

 元の箪笥の色と並べて。。。。ここに落ち着いた様です。

 

古い小箪笥の修理かんせい

 ちょっと気になっていた引出しの色も、ほぼ同じくらいに皆、揃って見えるウインク 良かった~

 何回も同じようなことを、コツコツとやってきた成果ですね。

 いつも色付けの作業は、色々と悩みながら苦労してるようです。

 今回は木の材質もちょっと違うこともあってか長かった~~

 

 

桑の木目がきれいな引出しのこたんす

 長い間、お待たせいたしました。

 もうすぐ戻れますよラブラブ

 

 最後まで御覧いただきありがとうございました🙇