箪笥につける手打ちの鉄の金具に、漆を焼付けました音譜



 金属に何か塗る場合、焼付塗装が強いです。漆も同じです。

 鎧や兜は、漆の焼付です。一方、車や、冷蔵庫は、ウレタン塗装の焼付です。

 金属の場合は、塗っただけでは、剥がれやすいので、焼付にするわけです。




 フライパンは、最初買った時、”油慣らし”しますが、これも鉄をほどよく焦がして油を焼き付けるということなのです





まず、熱くなった鉄の金具に、漆を塗って、





 余分な漆を拭きとって、

 

 
 七輪の炭火で、焦がさないように炙ります

 金具に塗った漆が乾くまで焼き付けます

 これを繰り返します
 
 割り箸ちょうど、うなぎを炙りながらタレを付けて焼くのと同じですねラブラブ


 

 

 金具も、あっという間に見違えるように変身します目

 単純ですが、昔ながらの伝統的なやり方です(*^▽^*)


 大分、乾いてきた様子合格

 拭いてみて布に漆が付かなければOK 






 金具を引出しに止めるときに付ける大きなピンどめのような部品に漆を塗って拭いているところです

  細くて小さな物なので何をやっているのか分かりづらいですねあせる





 これが、その部品です

 この金具も、取っ手と同じやり方で焼き付けています

 



 ようやく、思いの物に出来上がりました!!

 そこらに市販されているものとは、全く違った”味のある素敵な金具”になりました

 なんとも言えない、触れて、観て、落ち着きを感じる金具です



 新しく造った桐たんすの引出しに、金具を付ける位置を決めているところです


 さて、いよいよ桐たんすの仕上がりもまもなくです、楽しみです音譜

 

 
 最後まで御覧いただき
 ありがとうございましたm(_ _ )m



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