9月1日
今日は、お客様のお宅に桐たんすの見積りに行く日です。
行き先は、姫路です。少し遠出となるので楽しみにしていました。
不安定な空模様、洗濯物をよせて出かけました。
高速道路の中国道に入ると、ほとんど山や畑の風景がずーっと続く感じ
で、とても気分のいい眺めでした
そろそろ、高速道路も終わりに近づいてきました。
高速を降りて、有料(有料道路の方が分かりやすいとのこと)の幡但道
を通って、10分位で、お客様宅に到着でした。
それから、2時間ほどでしたか、見積もりのお時間を……お客様には、
「丁寧に、たくさん説明をしていただきました」とおっしゃって頂き、ご注文
を頂きました。ありがとうございます。
また、こんな立派なパン焼き窯も見せていただきました。
煙突が天井をシャンっと突き抜け、堂々とかまえていて、それは格好い
いい空間でした。
作られたパン生地は、窯の下(横側にある扉からに入れて)で発酵させ
るそうです。
レンガ部分の入口から、後ろ(ドーム型の部分)までマキを入れて燃や
し、窯の中の温度を上げるのだそうです。
そして、一旦、中の燃えた物をを取り出してから、パン生地をいれます。
たっぷり余熱を溜めておくことで、美味しいパンが焼けるのですね。
ちよっとした気のゆるみでも、パンの焼き具合が変わってくるのだそうで
す。
また、普通のパンとは味が全然違う!とのこと。でしょうね~
いっぱい汗をかいて、パンを焼いているお姿や、この部屋中に漂うパン
の匂いが、もう~、目に映るように伝わってきます。
お客様の、熱い想いの詰まったパン焼き窯でした。
「古い桐たんすを修理して、お二人の娘様にあげたい。。。。」っと、おしゃっていた
大奥様はとても素敵な方でした。
また、若い頃、京都の大学に通っておられ、京都市内に下宿されていた
そうです。
お客様のお宅を出て、すぐ近くにある大きな川の橋のところで、少し休憩
をしていきました。
高く広がる青空や、子供の川で遊ぶ姿は、まだまだ夏の気配を十分感じ
つつ、コオロギの鳴き声や、飛び交う赤とんぼが、すっかり、秋の雰囲気
でした。
クリックして頂けたらうれしいです
にほんブログ村