朝は嫌いじゃない。
みんなが起きてくるような時間帯になると
あまり好きじゃなくなるけど。
まだたいていの人は夢の中だろうって時間の朝は
嫌いじゃない。
この季節のまだ暗い感じの朝がいい。
見えるのは少しの明かり。
もう少し早いと星空。
目で見えるものが限られてくるから、
いつもは居眠りしてる他の感覚が目を覚ます。
朝の空気のひんやり感。
朝の空気のにおい。
新聞配達のバイクの音。
なぜだかココロがギュッとなる。
いつもどれだけ視覚に頼っているのか思い知らされる。
視覚に頼りすぎて感じることができなくなってるんじゃないか。
他の感覚がどんどん衰退・退化していっちゃってるんじゃないか。
こんなこと書いてると
昔、暗闇におびえていたとは思えない。
暗闇が怖いんじゃなくて、
一人になるんじゃないかって不安が怖かったんだろう。
暗くても真っ暗ではない。
何かしら明かりはある。
外にいたって星が出ているだけで多少は明るい。
やっぱり人は一人じゃ生きてけんのかな。
いくら強がっても
いくら拒んでも
もとをたどればどこかで繋がっているんだよね。
一人になりたくても一人になるのが怖くて
人との関係を断ち切りたくても断ち切れなくて
やっぱりココロのどこかで求めてしまう。
こんな自分でいいのかな。
こんな自分を受け入れてもらえるのかな。
朝の時間は貴重品。
どんどん時間は流れ
どんどん太陽が昇っていき
どんどん明るくなっていく
闇と光
境界線なんてないんだよ
闇と光がまじりあって
色をつくってく
右か左か
黒か白か
そんなの決めれんこともある
右か左か迷ったら真ん中でジッとしててもいいじゃない
黒か白か迷ったらグレーでもいいじゃない
何か見つけたら好きな方向に進んでみればいいじゃない
新しい色を作り出してもいいじゃない
自分のココロの思うままでいい
鳥たちも鳴き始めた。
今日が始まる。
