デロイを探せ!(その11) 北朝鮮の赤旗1号 | ゴンブロ!(ゴンの徒然日記)

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今回は写真主体で。
北の国の電気機関車「赤旗1号(プルグンキ1号)」です。
赤旗1号 

1961年製造。
チェコスロバキアからの技術導入により北朝鮮初の国産機として製造、という触れ込みですが、よく知られているとおり、1号機はチェコ製そのままの機材を国産として発表したものだそうです。
この角度から見ると何となく年季の入ったおじさん顔に見えるのが不思議です。
ナンバープレートの「プルグンキ1号」の下には、かの国の大衆動員運動の関係で「3大革命万歳!」の赤いプレートが掲示されています。
この「プルグンキ1号」は1961年以来の功績がたたえられ、2001年には機関車としては初の「労働英雄」称号を受けています。写真ではよく判りませんが車体側面部分に労働英雄バッジをつけているとのことです。

E445.0

原型はこのチェコ製E445.0号機
赤旗1号と仲間たち 

プルグンキ1号機と乗務員達です。2002年の雑誌から。

プルグンキ1号機とリ機関士

  
同じく2002年の雑誌から東海岸の海沿いの路線(平羅線?)を走るプルグンキ1号機と、にこやかな笑顔のリヨンハク機関士です。
居住制限、移動制限が厳しい かの国では鉄道員は花形職業として先進国における航空搭乗員(例:ジェット機のパイロット)なみの国民のあこがれの対象みたいです。

それではまた!