wwoofって、世界中でボランティアで有機農業体験をすることで、私がその経験をしたのは、もう今から約

10年ぐらい前、

どの国がよいか色々迷って、結果的に自分の仕事の関係でオーストラリアのパースに決めた。




仕事では英語圏によく出かけることが多かったから、候補地としてイギリス、カナダ、ニュージーランド。オーストラリアなど、各地の事務局にメールをだして、問い合わせをしてみた。


その返事のなかで、今でも思い出すのはカナダからの返事である。

当時、私は50代の年齢で、日本ではなんでも自分が年寄りになってくるということを意識させられる

社会である。

その結果私はもう年寄りなんだと思わされることは普通。


でもカナダからの便りは、

私は50代であまり力のいるような仕事はできないけれども大丈夫ですか?というようなことを遠慮がちに尋ねる

内容であった。その返答は you are too young !その返事を読んで、笑ってしまったことと、行動を起こしても大丈夫なんだ、と自信を持ったことを記憶している。

夏の我家の庭:ゴーヤが売りたいほど収穫:ご近所に配る


そして仕事でパースに行くことがあったので、仕事の後に時間をとり、ついでに農場に働くことにした。




実際に現地について、事務局に行って聞いてみると農場を紹介するのに50ドルほどいると聞いて、私は自分で電話して探すことにした。


メンバーになると住所と電話番号などの情報がもらえるので私はそれを頼りに数件電話をした。何軒がしたあと、やさしそうな男の人の声でうちは奥さんが決めるので夜に電話してきてくれないか?ということだった。

我家の庭で収穫したブドウ


私はそのときパースの滞在はひと月だったからイギリスのキングスリンから移住して7年目のフレンドリーな私と同じ年のカップルの家のホームスティだった。

ご主人は小さな鉄工所を経営、奥さんのマギーはスーパーで働き、20ぐらいの息子、結婚をしてメルボルンにすむ可愛いい娘さんのいる家庭だった。


家には大きなプールがあり、私がいた12月から1月にかけては、現地は真夏で暑い日が続いていた。


でも彼女は優しくて私を近所のハイキングに連れて行ってくれたり、スーパーの仕事の終わる時間には、私も用事を済ませてスーパーの近くで待ち合わせて二人でカフェにいきお喋りを楽しんだり、ご主人は

夜になると、私を相手にディベート(討論)したいみたいで毎晩三人で夕食ご政治や経済の話で私をやり込めたい、私も負けず嫌いなのだが、自分のVOCA(語彙力)がネイティブには及ばないから、いつも

苦笑い、、日本語でなら負けないわ!と笑って言っていたことがいい思い出。

我家の庭から9月の写真


ある日マギーがBurglar came in!(空き巣がはいったのよ)と泣き叫んでいた。

私はびっくりして自分の部屋を調べてみた。私はパスポートやTCを部屋においていた。

でもラッキーなことに、泥棒は私の部屋には手を付けてなかったようだ。


でもマギーたちの寝室は荒らされ宝石類はほとんど盗まれていた。

残念ながら、その当時の写真はない。だから庭の写真


彼等の家に泥棒が入ったのは初めてではない。その通りではその家が一番立派なので勿論

裕福にみえる。


大きなプールは1年を通して落ちた葉やゴミなどをすくい、このパースで高い水道代を払い続け、ほとんど使うこともなく、私が行ったとき彼女はどうしても私にこのプールを利用させようと、かなり強い感じで、お勧めされ、私はこんなに強い日差しのしたで入りたくないとなんども断って、それでも彼女にとっては1年中経費をかけて、この大きなプールを誰かに使ってもらいたくて、私がターゲットという感じで、、、


とうとう私が折れて、いつも旅行の際には3ミリのダイビングのスーツを持っていたのでいやいやだったが

それを着て、さらにマギーも入るという条件で入ったのでのであった、それも10分ぐらい。

海でもダイビングならいいけど、私にすればこんなプールなんて意味がなかったけど、、それはそれで

相手の気持ちを汲んで、、そんな感じのとても良い滞在だった。


話はwwoofの話に戻りが、夜になってマギーの家から電話をしてみたのであった。次回につづく