何時ものことながら日本に帰国すると、一番の仕事はやはり庭。私にとっては苦痛ではなく
むしろ気分転換
$momoのブログ-庭の番人
我が庭の番人:あんまり役立たないが餌も不要、でも少しは存在感も

庭の仕事をはじめてから、ふと本棚に目をやると、カレル チャペックの
園芸家12か月という本にきがついた。そうか彼もチェコの劇作家だったのだ

私も自称ではあるが園芸家である。

庭の手入れはなんといっても楽しみ、気を落ち着かせたり、緑の木陰で風でなびく
小枝や葉をみていると、地球の生命さえも感じることができる。
$momoのブログ-山ほどの雑草

今回も10袋前後の雑草の山でもこの雑草の山も決して無駄ではない。園芸家の友人たちは
これを土に戻すようにすすめてくれる。

私もこれに同意、そして作業に入る。何かが足らない。それは、いつも枯草をめくると
この時期ならコオロギが逃げまとうのだ、、、

それが小さい時の記憶からきているのか、、、

そうか、、こんな住宅地では野生の生き物にとって困難なのかな、

$momoのブログ-レモン

でも土をじっとみつめていると、ウヨウヨと小さな昆虫か虫かアリ、ミミズの類か一杯。一杯
生きているのがみえる。

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そう人間も考えてみればそのうちの一つ、多様性は本当に重要、一寸の虫にも、、ですね

帰国後すぐに種まきをして、ホウレンソウの芽

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葡萄も何とか雑草の中で生き延びて、

植物をみていると口数もなく、よけいなことも
言わないけれども、毎日着実に成長して、
良く手入れをすればそれにこたえてくれる。

そして安らぎをもあたえてくれる。

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去年植えた柿の苗木も無事だ。
最近は花より団子、長期海外に出る回数が多いから最近は花をかなり
諦めている、木々ならかなり放任でも持ちこたえるし、帰宅したときに
実がなっているレモンなんかは有り難い。

私は有機栽培に興味があって、一時はWWOOFのメンバーになり
オーストラリアのパースの田舎の農場で働いたことがある。パーマカルチャと言って
農場を作る最初から土地の設計で自然サイクルを利用して、リサイクル、地球環境
を考慮して、建物、畑、池、森、水、すべてが自然にマッチした生活、勿論、有機栽培である。

私は草引きや羊のえさやり:といってもほとんど草原で草を食べ、木陰でねているだけで
草を食べてくれるから森は綺麗、周囲は果樹園に

鶏の卵をとりにいって、つつかれたこともある。その糞も肥料に

家の前の広場は芝生と大きなプール代わりの池、そして大きな木には何か木の実があったのか
夕方になるとインコの集団が餌を食べに来るとパチパチと木の実と食べる音がきこえてくる。

街の音は一切ない田舎、日本の暮らしからは想像できない、広大な自然のなか

家は大きな森に囲まれており、隣の農場までは歩いて30分ぐらいあっただろうか

森の散歩は家の凄く賢いシープドッグ、黒と白のぶちの犬について歩く、彼らは非常に
賢く、近くで野生のカンガルーの親子が犬に気付いて逃げていく。鳥たちの鳴き声も
日本の鳥と比べるととてもきつくて激しいのが多い。
また野火のあとも時々ある。植物が全く日本のそれとは違う。

、家で留守番をしているときでも、急にウッーと低い声でうなる。するとかなり、数分
たってから、近くに人の足音が聞こえてくる。犬にとってはかなり前にわかっているのだ。

また、その犬は寂しくなったら私の膝に足を置いて遊ぼうよ!と催促をしてくる可愛い犬だった。

そんなわけで私は以前から自然や畑に興味がある

そして今、私のささやかな庭でも十分楽しみながら次の計画を考えている。、

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フェンスに逃れて無事だったツルムラサキ

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オー、ノー 虫に葉を食べられて全滅かと思われたが新芽が出てきている
温州ミカンの木
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