
この旅を決断した時、ちょっと迷っていた。
日本に根をおろすと、時々面倒な気分になり、躊躇したり、気分が逆戻りしたりしていた。
しかし、今日ブダペストの町を歩いていて、心の底から決断して良かった!

ブダペストは以前から来たいと思っていたので、
若い人にwhere there is a will,there ia a way.
だよ。といったらかっこいい!!と言われたけど
強い意志がなっかたらこんな遠くまでひとりで来る筈はないし
人間、突き詰めて考えると、今行かないと、、、と思って
まぁ、そんな感じで何とか旅してます。

これだけヨーロッパ大陸を流れてくると、、、色んな事をおもうけど
今日は一つショックやったのは、この写真、靴が一杯
むこうに見える女性に聞いてみた。ここの歴史、彼女は眼を閉じて、説明をしたあとも
その人々を思うようにずっと目を閉じて座っていた。
これはドナウ川岸にあるモニュメントで金属でできている。
ナチがユダヤ人約2000人ほどをその川の中に沈めた歴史を忘れることのないように

あまりにも悲しい真実だ。わずか4,5歳の子供の靴を見たとき心が痛んだ。
ブダペストは美しい町だと皆は思うけれども
この国の歴史は大変のものだ、海に囲まれて鎖国できた日本とは、まったく異なる
歴史を持っている。
それぞれの時代に、時代はことなるが、四方八方的だらけの位置にあることをわすれては
理解できないのでは、、
、東はモンゴル軍の襲来、南はオスマントルコ、西はオーストリアのハプスブルグ家にも、そしてソビエト時代、社会主義
にさせられ、1989年、ベルリンの壁の崩壊、体制は急激に西側に、1990年にNATOに
加盟、2004年にEUに
凄い歴史である。日本と比べると対照的だ。

クサリ橋

それともう1つ興味が湧くのは、言葉である。ヨーロッパの中央に位置するのに、ここの言葉は
他のヨーロッパで話されている言語とは、まったく異なるということ
それは、先祖が違う地方から来たことを意味する。ハンガリー人の祖先はウラル山脈のあたりから
カルパディア山脈を越え、現在のハンガリーに定着したと言われている。
だから、これまで旅してきたスペインやフランス、イギリス、ベルギー、ドイツ、オーストリア
とは全く違うのです、、、そこがまたこの国の魅力の一つ、
また、社会主義だった時代の影響も残している。

国立オペラ座
オペラでも見てみるか、、と思ってきいてみたら9月から始まるとか、、残念!

ついつい、歩きすぎるので、カフェでエスプレッソを

オペラ座のホールの天井

ブダペスト西駅

勿論、興味ある市場にも出かける
やっぱり、メチャ安い



さらにハンガリーは温泉天国だ、時間を見つけて行ってみよう。
