今、ほっとした気分でスペインの南端、アルへシラスのホテルでやっとのんびりしている。


だが、今日はかなり迫力のある日だった。

早朝5:30にシャウエンのホテルを出て、ホテルの話を信じて6:00のバスに乗ろうと、タクシーでバス停に、運ちゃん曰く、一番は7時だよ。

結局6:45分のバスでタンジェに向かう。ジブラルタル海峡を渡り、スペインへ戻ろうと、、バスの外は強風が吹いている。

タンジェに着くと、すぐにタクシーで船乗り場へ

すると、ガードマンがなんか言ってとうしてくれない。良く聞くと今日は強風で船は欠航だよ。
明日、明日だ!

じゃあ、もう一つのルートがあるでしょう?そっちはどうなの?

そっちはたぶんOKだよ。


運ちゃんにじゃあ、別の方にいってくれる?

プチタクシーはね。長距離はいけないんだよ?だからグランタクシーに乗り換えて


言葉が通じてない割に意味は通じている。
これも事前に調べてあるから言ってることがなんとなく。
別のタンジェ新港MEDはここから、50キロも離れている、のもガイドブックで読んで知っていた。
予備知識はこんな時役立つ。

運ちゃんがグランタクシーを探し出すが、私はもうほとんどモッロコのお金がない。両替しても
無駄だから

こんな予想しないことがおこると、頭が色んなケースを考える。

もし、今日スペインに戻れなっかたら、タンジェで船が出るのを明日か、明後日まで待つ。

別に危険はないけれども、本音は細かいようだが問題は損をする。

余分に幾ら損をするか、忙しい中で、頭がそっちのほうを考えている。

今晩のホテルが流れ、明日の朝のスペインんの特急列車2つ、乗り換えでバルセロナまで、予約済み、さらにバルセロナのホテルも予約済み、、、、などなど、そっちのことが

そんな中、私はタンジェMEDには、たしかバスがあるはず、運ちゃんにバスは?

運ちゃん、思い出したようにバス停に送ってくれる。


バスには30人ぐらいが待っていて、もう乗り込むときであった。

私は確認にため、英語で、スペイン語で聞くが、現地の人ばかり、、、はっきりしない。

その中に白人のカップルを1組だけみつけた。

すみません、英語はなせます?このバス新港へ行くんですよね?

彼等はAU(オーストラリア)、そうだよ。新港だ。こっちの船はだめだから、向こうへ行ってみないとわからないんだ。


バスが出てるということは、船も多分あるんだろうとおもうけど、、、

こんな時、本当に言葉が通じたら、救われた気持ちになる。
私は荷物を預け、やっと彼等の隣に席をとった。

彼等はバイクで一月もモッロコを回って、もう十分だよ。スペインに行くのが楽しみだ!と

そりゃそうでしょう、こんな極暑のなかをバイクで走るなんて自殺行為だとおもうけど

私は64€で往復、タリファーータンジェを持っていて、区間が変わるし、モッロコマネーは
ないし、朝からほとんど食べてないし、、かなり疲れていたが


$momoのブログ-船

新港につくと、わけが分からないまま、持っている切符をみせると、優先的に時間も聞かずに
すぐにパスポートコントロールへ通してくれ、すぐの船に交換で乗せてくれた。


$momoのブログ-船内

船内にやっと乗れて、安心した。

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そんなわけで、モッロコは良かったけど、あの暑さ、そして21日から断食月ラマダンが始まるので10日ほどの滞在で脱出となった。

今、思えば、やっぱり言葉がアラビア語とフランス語、これが厳しかった、沢山の人から声を掛けてもらった。商売ではなく,親切でも、好奇心でも

いや、モッロコはなかなか、面白い国だ。町は困難を極めるけど、迷路だらけで、でも日本やその他キリスト教にはない文化圏、発見することがいっぱいあった。

起伏ある土地にオリーブやトウモロコシ、そしてロバ、羊、美しい風景

沢山の猫、、この国は犬をあまりこのまず、犬はすこし汚い動物と考えるそうで、家のおくに入れることはない

それと気になったのは、真昼からCAFEでは、オジサンがいっぱい道路に向いて座っていた。
オジサンばかり、どこにでも、あの人たちは仕事はどうなってんの??

などなど不思議なこと一杯、面白い国だった。

私のシャツがボロボロになった30cm、何か所か裂けて、それでも捨てる気になれず、モッロコ
の職人さんに修理を頼むととてもきれいに縫い合わせてくれて凄く満足している。
それも10DMで[100円)でこれもいい思い出だ。

また冬の時期にでも訪れてみたい。
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朝から10時間かかった。

今はスペインのアルへシラスのホテルで、
熱いシャワーをして、町でさっそく冷えたビールを飲んできた。
久々のビールだ。美味しかった。満足!満足!