
久しぶりのスペイン、やっぱり、からっとした爽やかな風。

でもスペインの朝はのんびり、一番静かになるのは朝の6時から7時ごろ、、深夜から明け方まで
路地でたまって、話をしたり酒を飲んだり、、私のいる地区はアトーチャ駅やプラド美術館まで
歩いてすぐのところ、観光客が多いエリア

そんなのは全然気にならなくなって、もうかなりのことが気にならない。世界には色んな人間がいる。
地下鉄は依然より人々の表情が明るくない感じ、経済がよくないから、、、

世界中を自由に旅する中で最近感じるのは、日本の若者が格段に減ったこと、それに入れ替わり
今は中国人が世界中に増えて、しかも結構高学歴で英語も話せて,自信たっぷり。
遠慮がちで英語の苦手なおとなしい日本人の若者とは大きくちがう。
自己主張も強くしっかりしている。
広州からきているXIE(シエ)さんは現在、エジンバラの大学で留学中という30歳ぐらいの女性
彼女は休みでスペインに来ていたがマクドで横に置いた鞄を盗まれて、ここマドリッドで2週間
立ち往生だ。そうパスポートもなくなった。
すなわちVIZAもなくなってイギリスに戻れなくなった。カードだけは残り何とか生活しているが、早く新しいVIZA(査証)が来ないことにはどうにもならない。
でも彼女は一生懸命に冗談をいったり、明るく勤めている。広東訛りのきつい発音の英語である。
昨日やっと、パスポートと新しいビザが届いた。彼女はみんなに抱きついて身体いっぱい、喜びを
表現していた。空港までのバス代がカードでは払えないからと心配して、私が5ユーロあげようか
といったら、彼女有難う。きっと2ユーロでいけるからと2ユーロを受け取って本当に嬉しそうに
去っていった。
やっぱり強い子だった。
スペインは何回も訪れている。前回は4年前、だから今回は、ここでのんびりして、でも近郊の
セゴビアにいこうとしている。
昨日はプラド美術館へ、その前は個人のコレクションでは世界第2のテェセィ ボルネミッサー美術館(THYSSEN-BORNEMISZA)へ足を運んだ、あまりにも凄いコレクション。
プラドはもう三回目だけど、まだまだ観ていない気がする
素晴らしい絵画を目の前にいっぱいあっても、消火不良に陥りそう、、ゴヤ、ベラスケス、から
ゴッホ、レンブラント、ロートレック、、きりがない
贅沢な毎日だ。ラッキーにホテルはプラドまで10分あるいたとこ
プラドは夜6時になると無料になる。それを待っていく。沢山の行列だがすぐに入れる。
これだけでも当分ここにいる価値が十分ある。
そうそう、ここは日暮れが10時ごろ、ゆっくり夜の外歩きが8時でも、太陽が照りつけている。
空気は乾燥しているから、影さええらんで歩くと爽快である。