私がサルタに来たかった、一番の理由は、1999年にこの近くのユヤイヤコ山で発見された三体の子供のミイラだ。

当時、日本の新聞でも、第1面に大きく写真が載っていたのを見て衝撃をうけた。


まだあどけない推定6歳の女の子、5歳ぐらいの男の子、そして15歳ぐらいの女の子だ。特に6歳の子は。ちょっと顔をあげていたので、今見てもその表情を思い出す。長い間、寒い寒い高山の氷に閉じ込められていたので、ほんのこないだまで生きていたように肌も表情も生き生きしている。


その当時、私は単純に私の子供たちも小さかったので、どうしてこんなにかわいい子供を生贄にすることができたのだろうかと、インカという時代を不思議に思っていた。


勿論、博物館(Museo de Arqueologia de Alte Montana)では薄暗くて、写真も禁止だ。


インカ帝国はここアルゼンチンまで広がっていたのだ。


きっと、その当時は随分、現在とことなり、自然に対する崇拝、そして呪術できな社会であったから、一番大事な

者を神への生贄へとして、火山活動の鎮火や自然災害を治め豊作平和のためにか、子供を生贄にしたのだろうか。


実際のは撮影は禁止。写真なし




これまででは、アレキパでもこのような博物館をみてきたがかなり多くの地域で発見されている。


そこには可愛い草履や飾り物や服や副葬品も展示されていて見ごたえがあった。


もっとインカについて知りたいと思ったが、まだまだ私のスペイン語が未熟で説明書きがほとんど

わからない。