もう7~8年前だと思うんですが、とある法人様の説明会に参加した時にいただいた高そうなボールペンのことを先日急に思い出し、棚の奥の方から引っ張り出してきました。
それがこちら
パーカーというメーカーしかわからなかったため少し調べたらどうやらアーバンというボールペンみたいです。ただ現在のメーカーサイトに出ている画像とは
このパーカーの代名詞ともいえる矢羽根クリップの形状が少し異なるため正確なところはわかりません。2本あるのは2年続けて参加したからか、それとも一緒に参加した同僚がいらないと言ったので貰ったか、それももはや覚えていませんw
現在と価格が変わっていないのであればこのボールペン、1本¥5000以上するシロモノなんですけど、こんなものを参加者全員に配ったのか…とそちらの方に驚きます。
それでは改めて紹介していくと
こちらは回転繰り出し式のボールペン。ペン先はご覧の通りピカピカメッキの金属製で後半部は樹脂製。中を見てみると
リフィルは俗に『パーカータイプ』と呼ばれるG2規格の金属リフィル、ボディ後部のネジは樹脂でできています。
全長は約136㎜と短めで重心は約75㎜と高め。重量は
33.6gとかなりずっしりとしています。なにせ長い間棚の中に眠ってました故、2本のうち1本は紙上でガシガシやってたらインクが出てくるようになったんですが残り1本がどうやっても書けるようにならず
ジェットストリームリフィルを買ってきて装着しました。それでこのリフィルを買う段になってパイロットからはG2規格のリフィルが出ていないことを初めて知りました。私はアクロインキ党なのであれば一択だったんですが…。
それで実際に書いてみての感想なんですが、まず重い・重心が高い・グリップが滑るということで長時間ガシガシ書くのに向いたペンではありません。そして書き味なんですがかなり柔らかい。回転繰り出しの動作も含めてになるんですが、とにかく全体的に『ヌルっとした感触』という印象です。この書き味に関しては純正のパーカーリフィルの方が多少マシな気がしますが、こちらは今度は発色がイマイチという…。
総評としては筆記具に書き心地を求める人にはあまり向いてないのかなと。しかし流線形のフォルムはカッコいいし品もある。商談とかで革のペントレーなんかにこれが乗っていると様になると思います。でもパーソナルユース向けではないかな…というところです。
オススメ度
★☆