究極のシャーペンを求めて6 -書き味だけなら…ー | うまなぶんぼうぐるま

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久しぶりのシャーペンレビューとなります。今回紹介するのはこちら。

 

 

ステッドラーの925 35です。芯径は0.3㎜。前回紹介したテクトツーウェイライトと同時購入したものです。地味に自分初の海外ブランドだったりします。製造は日本らしいですが。

 

同じ型番にオールブラックという真っ黒バージョン(なぜか少し高い)、色が違うだけの925 25(こちらはシルバー)があるのですが、私は筆記具の色に原則拘りがないのでどれを買うかはその日の気分次第。これを買った日はブルーの気分だったということでしょう。

 

スペックは全長が14.7㎝、丸いボディのため撮影がどうしてもうまくいかず断念してしまったのですが、重心は71~72㎜くらいのようです。重量は

 

 

16.9g。手持ちだとオレンズネロとほぼ同じ重量でちょうど良いです。

 

 

ローレット加工とその根元に硬度表示窓、製図用なのでペン先には4㎜のガイドパイプが付いています。

 

肝心の書き味の方ですが、これは最高クラスに良いです。ペンの自重がそこそこあるので軽くならず、重心はそこまで低くないけど振られるような感じもしない、S20に勝るとも劣らない書き味です。ローレットグリップは若干刺さる感じがしますが、私の筆圧だと痛いとまでは感じません。

 

ただこのペンには気に入らない点が2点ほどありまして、1つは

 

 

これ。ノックキャップが安っぽいこと。普段注視しない部分なので気にしなければよいだけの話ですが…。

 

そしてもう1つはノック音。音がほとんどしなくて安っぽいんですよ。図書館等静かな場所で勉強するのにノック音は静かな方が良いとする向きもありますが、私は「カチッ」と明確に音がする方が好きです。このペン、私は税込1500円くらいで購入したと思いますが、この値段であればもう少し質感の高い音を望みたかったところです。

 

しかし筆記性能の部分にはほぼ非の打ちどころがなく、エース級として永く活躍してくれそうな、そんなシャーペンです。

 

オススメ度

★★★★☆