日本人の権利意識
以前話題になりましたが、マンナンライフの発売する蒟蒻ゼリーにおける窒息事故。
それがまた起き始めました。
・1歳のお子さん
・87歳のおばあさん
今回の87歳のおばあさんに蒟蒻ゼリーを食べさせた長女(60)が、
マンナンライフ相手取り2,900万円の訴訟を起こしました。
お金・責任転嫁目当ての訴訟だと思いますが。
明らかに昨今の問題に関連した便乗訴訟ですね。
小生は日本の将来を憂いでいます。
なので、よくネガティブログ書きます。
今回のモンスター訴訟もそうですし、以前書いた「車の運転」に関するものとか。
この2つには共通点があります。
それは「自分本位の権利意識」です。
相手のこと、世間のことは、そこには入っていない。
あくまで「自分本位」なのであります。
今回の訴訟は、真相はどうだかわかりませんが、大方こんなところでしょう。
「やっべ、ばあさん死んじゃった!
そうだ、昨今の問題に便乗して、金と私の責任をなすりつけちゃおう!
批判されるかもしれないけど、お金もらえるし、騒いだもん勝ちだよね。」
そして、車の運転もそう。
運転技術は低い、判断能力は低い、でも飛ばす。
だけど、それを咎めようとすると、出てくるのは権利の主張。
そのせいで事故が起こる可能性があるとしても、ソレとコレとは話は別。
そこに相手の権利は存在しない。
自分、自分。
自分の能力不足が引き起こす可能性があるのに、
その被害者のことは一切考えない。
最悪の事態を未然に防ぐ、これも立派なパッシブ・セーフティなのに。
自分が考える結論。
マンナンライフさん。
「○○歳以上の方と、○○歳以下の方は食べないでください。」
とハッキリ記載しちゃいませんか?
そして、「これらに当てはまる場合、一切責任負いません」
とハッキリ突っぱねませんか?
運転免許制度について。
「ある種のテストを設け、その基準に満たない者は、制限速度40キロの車しか乗れない」
というふうにしませんか?
そうでもしねーと、権利意識の塊の皆さんは調子に乗るだけだと思うけど...
日本の未来は、そんな連中には任せらんねーだろう。
そういや最近になって、パチンコでも話題の「花の慶次」を読み返してます。
作中でよく出てくるのは「自由と責任は背中合わせ」ということ。
若干表現違うけどねー。
要は
「自分の意見を通したいなら、死んでも文句は言えない」
ということ。
「言いたいこと言う、やりたいことやるんなら、責任は負いましょうよ」
って感じかな。
今の時代の日本人に圧倒的に足りてないのは、きっとコレだ。